本試験は緊張するものでございます。
しかし、先日のススメでも申しましたように、やった事をやった人は、それほどに緊張を感じないものでございます。
では、なにをやればいいのか、というわけでございます。
単純な話、お勉強なのでございますが、具体的に言えば、総復習でございます。
本試験当日に極度に緊張をしてしまう人は、本試験の1ヶ月から2ヶ月前になったら、全ての試験勉強の時間を復習のみにを充ててくださればと存じます。
勿論の事、その総復習前に全ての学習範囲を終えているのはいうまでもありません。
総復習とはそのままの意味で、全てを復習いたします。
テキストの全てを読み直し、問題集は解き直し、過去問をやってみます。模試も解き直します。
これまでやってきたこと全部を、1ヶ月の間で再現するわけでございます。
かなりの量のお勉強をしなければならなりませんが、がんばってできない事ではありません。
これまでに、何度か見聞きしたものですから、想像以上の速さでやり直していけるかと思います。
とはいえ、どうしてもボリュームは大きくなるので、復習事項のひとつを終らせるごとに、二重線や赤マジックで消すなどして、自分を盛り立てていかなければいけません。
自分を励ます工夫は他にも色々あります。
本試験後のハッピーなホリディを想って、今禁じている事・やりたい事をアレコレ想像してみてください。
あれもやるぞこれもやるぞで、自分をアメムチ状態に追い込んでください。
お菓子やお酒、ごちそうで自分を釣るのも良いかと思います。1冊やったら飲む、が典型的なアメかと存じます。非常に励みになるかと思います。
(但し、アルコールは記憶を飛ばすので暗記作業直後の飲酒はお控え下さい。)
ばばば〜と全部の復習をやり遂げると、「やるだけはやった!」というさばさばした気分で本試験に臨めるかと存じます。
「やるだけはやったんだから、これで落ちたら仕方がない」−こうした状態を泰然自若、運を天に任せた心持ちと言うのでございます。
ひどく緊張するという人は、本試験当日に自分を追い込むのではなくて、本試験前の総復習にて、思いっきり自分を追い込んでおきましょう。
さすれば、本試験にて上がって実力が発揮できないと言う事は、かなりなくなるかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年1月21日 10:27 AM |
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本試験ともなれば皆、緊張するものでございます。基本的に受験生全員は緊張いたします。
とはいえ、緊張しているからといって、皆が皆ガチガチに震えたり、嘔吐感を憶えるほどには、緊張しないものでございます。
なかには、緊張の上に緊張し、上がりに上がってしまう方も居られるかと存じます。
持って生まれた資質や性格ですから、一概に言えませんが、緊張してしまう問題の勘所は、その度合いにあるかと存じます。
はっきり申しまして、これまでにどれだけお勉強をしてきたかによって、緊張は和らぎもしますし強くなったり致します。
結論から言えば、緊張するようではまだまだ、勉強量が足りないのでございます。
正直な実感として、緊張していつもの力を出せなかったというような人は、勉強量が足りません。緊張して何もできなかったという人も同列でございます。
緊張して力が出なかったのではなくて、もともと力が無かったからこそ実力を発揮できなかったのでございます。
勉強量の絶対数が不足しているからこそ、強烈に緊張をしてしまうのでございます。
本当にみっちりお勉強を継続してきた人は、本試験ともなれば実感として、(もうやれやれ)という気持ちであるかと存じます。
本試験で漸く、日々の勉強から解放されると清々しているものでございます。
勿論、緊張はするのですが、早く本試験を受けてとりあえず、日々の勉強を止めたいという気持ちでいっぱいなのでございます。
そっちの気持ちが緊張の数倍もありますから、緊張しているけど気付かないか、それほどひどく緊張しないのでございます。
やって来た人のみが、緊張を和らげる事が可能なのでございます。
本試験にてあまり緊張しないという人は、勿論その人の神経が図太い、面の皮が厚いなどあるでしょうが、本当のところは「やってきた」というのが1番大きいのではないかと存じます。
逆に言えば、どんなに精神的に強い人でも、勉強量が全く足りなくて準備不足で試験に臨めば、できるかどうか不安で過度に緊張する事でありましょう。
緊張しないようなるのは、自己暗示やその他のメンタル何たらに頼るよりかは、きっちりとお勉強をこなす方が早いかと存じます。
手のひらに書いた「人」の字を何万文字飲み込もうが、練習不足がそれで解消する言われはありません。
緊張を和らげいつもの実力を発揮するには、やっぱし、お勉強をするしかないと思います。
この点、本末転倒しないようにご注意下さればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年1月20日 3:30 PM |
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試験勉強のある時には、バリバリと猛勉強できる時がございます。
代表的なのは、本試験間近の追い込みでございます。
本試験が近づけば、従来の勉強の2倍から3倍くらいの勉強が出来てしまうものでございます。
例えば、これまで過去問1年分を解くのに1日かかっていたなら、追い込みでは倍の2年分・3年分の演習をしてしまうといった塩梅です。
どうして直前ともなれば、こんな倍々の勉強ができるかといいますと、単純にがんばれるからでございます。
本試験が近づけば、目前に迫る本試験の日を意識せざるを得ません。日々の試験勉強に実によい緊張感が生まれます。
テンションの高さは、通常の倍はあることでしょう。試験勉強に大集中できるわけです。
また、実力の面での充実も、猛勉強の原動力となります。
実力は脂がのった状態で、勉強したことはすぐに血となり肉となり、どんどん記憶に蓄えられていきます。
自分の実力の伸びを体感できる事ほど、やる気を生むものはありません。
勉強できる→実力が付く→それを感じる→やる気UP!→ますます勉強する→ますます実力が付く。。。という感じに、よい循環に入っていけるのでございます。
こうした好循環は、何も本試験間近のみならず、お勉強の時折で発生致します。時には、非常にやる気と意欲がわいて、ばりばりっとできちゃうものなのでございます。
しかしながら、でございます。
こうした好循環は、意図的に、自分からどうこうして生み出せるものではないのでございます。
意外に身の置かれた環境というものが、要因として強く影響するのでございます。
先ほど述べました追い込み時の猛勉強と好循環というのは、本試験が近いからこそできる話でありまして、本試験まであと半年といった時には、いくら気合を入れて(やるぞ!!)と燃え上がっても、尻すぼまりで終るでありましょう。
好景気が人為的に創造できないように、おそらくはお勉強の好循環も個人的なアレコレでできないように思います。
しかしながら、それはいつ日か必ずやって参ります。要はその時に、どう備えているかでございます。
独学では、少しでもいいので日々のお勉強の継続を推奨しますが、それは、このお勉強好循環を逃さないためでございます。
毎日とりあえずでも机に向かっていると、(あら?できるじゃん?)という瞬間に遭遇するものでございます。
一気にまとめてやる、というのは、どうでもいい雑用や雑務におきましては、適切な方法論であるかと存じます。
しかし、お勉強におきましては、あまりしてはならない方法でございます。
「まとめて」いる間に好循環を逃してもおかしくありません。それは何時来るかわからないのです。
逆に言えば、日々にお勉強が単調でつまらなく、あまり伸びの実感が無くても、のん気に構えておけばよいと言う事になります。
それは好循環前の、いうなれば嵐の前の静けさなのであります。
そこで、(ああもういいや)とサボってしまうとその後に来る好循環を逃すのがよくあるセオリーでございます。
やっぱり、続ける事が第一であるかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年1月19日 5:25 PM |
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