独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

登録販売者 人体 腎臓の糸球体,ボウマン嚢,腎小体,ネフロンの語呂合わせと憶え方

登録販売者試験の「人体」の論点のうち、「腎臓」は、例年1問が出題されています。

優先して押さえるべき費用対効果の高い論点となっています。

本試験では、「腎臓」の語句の理解を問う問題が多く、「糸球体」、「ボウマン嚢」、「腎小体」、「ネフロン」が最頻出語句です。

以下に、当該4つの語句の語呂合わせと憶え方を述べるので、活用してみてください。

手引き抜粋

まずもって、手引きの記述ですが…、

「腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成する。」

糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを腎小体という。」

ボウマン嚢から1本の尿細管が伸びて、腎小体と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)を構成している。」

…となっています。

試験的には、以下のように…、

腎小体・・・糸球体とボウマン嚢

ネフロン・・・腎小体と尿細管

…を、憶えるってな次第です。

なお、これらの語句がどんなものか、いまいちピンと来ない方は、「ネフロン」等で検索を掛けてみてください。

製薬会社の絵入りページがあるので、一見すれば、即解すると思います。糸球体・・・なるほどーってな塩梅です。

参考:グーグル検索:ネフロン

語呂合わせ

糸球体」、「ボウマン嚢」、「腎小体」、「ネフロン」ですが、語呂合わせがあります。

その語呂は、「始球式で暴投したしょうた君。」と「しょうた君、ニュー細君からボディブローをくらう」の2つです。

始球式で暴投したしょうた君

始球式で暴投したしょうた君」の語呂の詳細ですが…、

「始球式」は、「“糸球”体」の「しきゅう」です。

「暴投」は「“ぼう”とう」で、「“ボウ”マン嚢」の「ボウ」に該当します。

「しょうた君」の「しょうた」は、「腎小体」の「じん“しょうた”い」です。

当該語呂で、「糸球体とボウマン嚢で、腎小体」が憶えられるかと思います。

しょうた君、ニュー細君からボディブローをくらう

次に、2番目の語呂の「しょうた君、ニュー細君からボディブローをくらう」ですが…、

「しょうた君」の「しょうた」は、「腎小体」の「じん“しょうた”い」です。

「ニュー細君」は、「尿細管」の「“にょ”う“さいかん”」を適当にもじったものです。

「ボディブロー」は「ブロ」のところが語呂で、「ネ“フロ”ン」の「フロ」に濁点を付けたものです。

当該語呂で、「腎小体と尿細管で、ネフロン」が憶えられるかと思います。

憶え方

始球式で暴投したしょうた君。」と「しょうた君、ニュー細君からボディブローをくらう」で、先のヤヤコシイ組み合わせを暗記できるかと思います。

個人的には、悪くない語呂だと思います。

しかし、少々長いのが欠点です。

憶えるに越したことはないのですが、語呂自体は頭に残りやすいので、本試験の直前にブツブツ唱えて、「人体」の試験が始まったら、問題冊子の余白に語呂をメモすればいいでしょう。

それか、試験会場の移動時間に、ブツブツ唱えてみてください。

過去問

先の4つの語呂が問われている、典型的な過去問を挙げておきます。

福岡県 R1 第25問…人体では珍しい穴埋め問題。

福岡県 H28 第25問…先の語呂で解ける。

東京都 R3 第25問…本問も先の語呂でOK。

茨城県 R3 第48問…先の語呂でOK。

おおむね語句の知識を問う物なので、先の語呂で、テキストの内容を押さえていってください。

さて、ネフロン等のカタカナ語句が苦手な人は、「ボウマン嚢・ネフロン(腎臓)‐登録販売者 人体 カタカナ語句対策」も、参考にしてください。

んで、試験勉強の詳細ついては「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者の教材レビュー」を参考をば。

登録販売者 「保健機能食品等の食品」の穴埋め問題‐法令 オリジナル練習問題3

薬機法2条の穴埋め問題

「法規」の【保健機能食品等の食品】に「表」があります。

当該表の「穴埋め問題」を作りました。

知識の整理にもなるので、解いてみてください。

正直、実に難しいです。

本試験では、ここまでガチで問われないので、安心してください。

解説

「こたえ」は、こちらです。

念のため、“お気に入り”にでも入れておいて、最低3回は、チェックしてください。

括弧イ・ロ

(イ)には、「特別用途食品」が入ります。

そして、(ロ)にも、「特別用途食品」が入ります。

括弧の前にある「広義の」と「狭義の」で、憶えるといいでしょう。

括弧ハ

(ハ)ですが、ここには、「保健機能食品」が入ります。

「表」を見てもわかるように、「特定保健用食品」と「栄養機能食品」と「機能性表示食品」の3つが、当該保健機能食品に分類されています。

この辺り、それぞれの語句が似通っていて、本当にわけがわからなくなります。

機械的に暗記してください。考えるだけ無駄です。

括弧ニ・ホ

(ニ)には、「特定保健用食品」が入ります。

そして、(ホ)には、「条件付き特定保健用食品」が入ります。

「特定保健用食品」は、ふつうの「特定保健用食品」のものと、“条件付き”の「特定保健用食品」のものとがあると、把握しておいてください。

この辺りも、試験後半あたりで???と、記憶の混同が起きます。

何も考えず、無念無想で、括弧が埋められるようになっておきましょう。

括弧ヘ

(ヘ)には、「栄養機能食品」が入ります。

当該栄養機能食品は、「1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分の量が、基準に適合」したものです。

クソわけわからなくなるので、一度憶えても、再度、チェックしておきましょう。

括弧ト

(ト)には、「機能性表示食品」が入ります。

当該機能性表示食品は、「一定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)という食品の機能性を表示することはできる」ものです。

当該語句も、後々で、ゲシュタルト崩壊(=わけがわからなくなる)ので、チェックしておきましょう。

括弧チ・リ・ヌ

括弧チ・リ・ヌですが、「表」の注記的な文言です。

試験に出しやすいところなので、押えておきましょう。

(チ)には、「特定保健用食品」が入ります。

(リ)には、「特別用途食品“制度”」が入ります。

(ヌ)には、「保健機能食品“制度”」が入ります。

当該注記は、そのまんまが、選択肢の1つとして出題されそうです。

例題としては、「特定保健用食品は、特別用途食品制度と保健機能食品制度の両制度に位置づけられている」と、そのまんまが選択肢に登場、ってな塩梅です。

常識のある出題者なら、上記のように、そのまんまを選択肢に出すと思われます。

しかし、クソの出題者なら、「“機能性表示食品”は、特別用途食品制度と保健機能食品制度の両制度に位置づけられている」などと「ひっかけ」をしてきそうなので、注意してください。

まとめ

以上、【保健機能食品等の食品】の「表」の穴埋め問題です。

当該論点は、頻出論点です。

語句にも似たものがあり、受験生が“際立って”間違えやすくなっています。

先述したように、記憶の混同も起きやすいです。

意味を考え出すと、本当に???となってくるので、機械的に暗記していってください。

また、繰り返しますが、一度憶えても安心せず、本試験までは、知識の再確認・再記憶を行ってください。

本当に、忘れやすく、憶え間違いをしやすいところです。だから、毎回、試験に出るのです。

絶縁電線の許容電流の憶え方‐第2種電気工事士 筆記対策

「絶縁電線の許容電流」ですが、ほぼ毎年出ている論点です。

ほぼ同じ出題で、「表」の暗記だけで点が取れます。以下に、「表」の数字の憶え方を述べていきます。

憶える対象

憶えるべきは、上記「表」のすべての数字です。

しかし、個々の数字をそっくりそのまま憶えるのはメンドウです。

よって、単純な形で憶えていきましょう。

単線の太さ

まずもって、「単線」の「太さ」から憶えていきます。

結論から言うと、憶え方は、「自力と、+1,×2」」です。

最初の2つの「1.6㎜」と「2.0mm」は、自力で憶えます。

当該「1.6㎜」と「2.0mm」の電線は、技能試験の教材のケーブル内にあるので、それらに触れて「1.6」と「2.0」の数字を憶えましょう。(絶妙に太さが違います。)

参考:技能試験の教材

次に憶えるべきは、「2.6㎜」の「2.6」と、「3.2㎜」の「3.2」です。

これらは、「1.6」に足し算(+1)と掛け算(×2)をすることで憶えます。

つまりは…、

「2.6」は、最初の「1.6+1」の「2.6」で憶える…、

「3.2」は、「1.6×2」の「3.2」で憶える…、

…ってな次第です。

図にすると、下の画像のように…、

…なります。

ふつうに「2.6」と「3.2」を憶えるよりも、単純な「+1,×2」の方が憶えやすいはずです。

単線の許容電流値

次は、「単線」の「許容電流値」を憶えていきます。

結論から言うと、憶え方は、「+8,+13,+14」です。

まずもって、最初の「1.6㎜」の「27A」は、自力で憶えてください。

当該「27」が憶え方の基準となるので、正確に憶えましょう。

次に、それ以降の「35A」と「48A」と「62A」ですが、ここは、足し算「+8,+13,+14」を行うことで憶えます。

要領ですが、図にすると…、

…となります。要は…、

最初の「27」に「+8」で「35」を…、

「35」に「+13」で「48」を…、

「48」に「+14」で「62」を…、

…求めるってな次第です。

個々の数字を憶えるよりも、「+8,+13,+14」の方が憶えやすいと思います。

細切れ時間に、「プラ8・プラ13・プラ14…」や、「プラス8・プラス13・プラス14…」とか、「8,13,14…」などと、唱えてみてください。そこそこ頭に残るかと思います。

より線の太さ

次に、「より線」の「太さ」を見ていきます。憶え方は、先と同じです。

結論から言うと、「+1.5,+2.0,+2.5,合計」です。

最初の「2m㎡」の「2」のところは、自力で憶えます。

後の数字は、先に見た「+1.5,+2,+2.5,+合計」で足し算して求めます。

図にすると…、

…ってな塩梅です。

つまりは…、

「2+1.5」で「3.5」を…、

「3.5+2.0」で「5.5」を…、

「5.5+2.5」で「8」を…、

…求めるってな次第です。

最後の「14m㎡」ですが、これは、先に足し算した値の合計値「1.5+2.0+2.5」の「6」を足し算します。

よって、「8+6」で「14」と相なります。

+1.5,+2,+2.5,+合計」の意味は、こうした次第です。

個々の数字を暗記するよりも、(プラス1.5,2、2.5の合計)と唱える方が楽だと思います。

より線の許容電流値

「より線」の「許容電流値」ですが、要領的には先と同じです。

憶えるべきは、「+10,+12,+12,最初」というフレーズです。

当該フレーズを図にすると…、

…といった塩梅です。要は…、

最初の「27」に…、

「27+10」で「37」を…、

「37+12」で「49」を…、

「49+12」で「61」を…、

…押えるってな次第です。

そして、最後の「最初」ですが、これは、最初の「27」Aを意味します。

よって、「61+27」で「88」を求める、ってな次第です。

まとめ

憶え方の語呂をまとめると…、

単線太さ・・・「+1,×2」

単線許容電流・・・「+8,+13,+14」

より線太さ・・・「+1.5,+2,+2.5,+合計」

より線許容電流・・・「+10,+12,+12,最初」

…です。

試験が始まったら、試験問題の余白に先の語呂を殴り書きして、問題に遭遇したら、「表」に作り変えるとスマートです。

なお、単線の太さですが、これは、「直径」で「mm」です。

対して、より線の太さは、「断面積」で「m㎡」です。

単位が異なっているので、注意してください。