独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

土日・祝日を使う

お勉強を進めるに当たってのキーは、土日・祝日をどう使うかにございます。
平日は、何だかんだで時間が押されてしまい、満足なお勉強にはならないものでございます。
当然の事ですが、時間が取れなくてお勉強のやらずじまいも、多々あるかと存じます。
こうした際の調整弁となるのが、土日・祝日でございます。
まず、土日・祝日は、いつあるかが明白でございます。
カレンダーを見れば、あの日とあの日は休みと、明白すぎるほどにわかるものでございます。
前もって、時間の都合が付きやすいのが、土日・祝日の大きな利点でございます。
ですから、日々のお勉強でできなかったことや遅れを取り戻す際の調整日に最適なのでございます。
あの日にやればよい、と心に余裕がありますと、日々のお勉強のプレッシャーも和らぐものでございます。
次いで、当たり前なのではありますが、土日・祝日の時間の自由度は平日と比べて桁違いでございます。
つまり、前もって、これとこれをするという明白な計画を立てやすいのでございます。
平日でありますと、いくら綿密で詳細な計画を作っても、1つのトラブルや1通のメールで覆ってしまうものでございます。
お勉強の時間があっという間に、トラブル対策時間や雑用時間となりかねないわけでございます。
しかしこの点、土日・祝日は、時間に余裕がありますし、そうそうにトラブルの類も入って参りません。
何かあっても、時間がある分、余裕を持って対処できるでしょう。
いうまでもありませんが、お勉強の時間をたくさん確保できるのも、土日・祝日でございます。
このように土日・祝日は、試験勉強において重要な日となっています。
学習計画を立てる際は、土日・祝日を見越してご作成くださればと存じます。
計画作りの上手な人は、うまく土日・祝日を利用して、お勉強を進めてございます。
先に言いました、日々のお勉強のカバーの日に充てたり、大がかりな復習の日に充てたり、自分の弱点確認やわからないところの特訓日に充てたり、丸ごと過去問を解き直すなどの、平日ではできないようなお勉強をしてございます。
土日・祝日を意識することで、日々のお勉強にも余裕が生まれるかと存じます。
日々のノルマや計画で、いっぱいいっぱいになっておられる方は、土日・祝日を意識して、計画を見直してくださればと存じます。

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スーパーお勉強

上手い話はない、まずはこのことを心底、肝に銘じておくべきかと存じます。
この教訓を身をもって知る前に、でございます。
その筆頭はお金でございます。
1年後には倍になって返って来ます、なんて投資話が来たら、まず、その担当者から個人保証なり抵当を取って、話を煮詰めなければなりません。
金融監督庁や財務局云々の承認もあてにはなりません。要件と書類さえ満たしていれば、許可を出すのがお役所でございます。気休め程度の信用でしかありません、
会社や法人、何とか団体の保証なんてものはあてにしてはなりません。
飛ばし専用の会社があるくらいでございますから、何のリスクヘッジにもならないのでございます。
ここで逆のパターンをお考えください。
1年後に倍になる投資話ということなら、その企業なり法人は、年利100%の借金をすることになります。
さて、ここであなたが、先の10分の1である、年に10%の金利で借金をしたと仮定してください。
生活は凄まじく厳しくなります。それこそ、毎月の支払いは綱渡りとなるでしょう。
そして、その綱渡りのストレスに耐えられなくなって、新たなる浪費と散財が始まり、そして、次なる借金が重ねられるのでございます。
10%でさえ、かなり厳しい借金なのでございます。いわんや、100%をやでございますよ。
そんな話が続くわけがないと、まず踏まなければならないのでございます。
それでも儲けたいのなら、元本の回収を早める契約にしなければなりません。
たとえば、最初の6ヶ月だけは高い金利で払い戻しをしてもらって、それ以降は指定利率の半分以下でよい、といった塩梅でございます。
担当者の個人保証を取り、そして、ここまでやってこその儲け話でございます。
ここまで話が持って来れないのなら、または、持ってこようとすると渋るようならば、まあ、妖しい投資話として、一笑に付すべきでございます。
さて、お勉強についてでございます。
超簡単で、誰にでもすぐにできて、しかも時間もお金もかからない、スーパーなお勉強方法はあるでしょうか。
基本的には、ないかと考えます。
まず、まず簡単な方法であれば、誰にでもできてしまいますから、すぐさま出題者の側では、相応の対策を取ることでしょう。
スーパーお勉強は、まずもって1年といったところでしょうか。
そして、このスーパーお勉強は、お金がかからないわけです。つまり、スーパーお勉強の持ち主は、少しもそれが惜しくはないわけです。
その方法をどんどんと、自分が気持ちよくなりたいがためだけに、皆に知らしめることでありましょう。その拡散の速さは、光の如しでございます。
結果、最初は特別だった方法も、年月がたてば何ともない、ありふれたものになってしまうわけでございます。
また、スーパーお勉強は、習得に時間がかかりませんから、すぐに誰もができるようになってしまいます。
誰もができるようになってしまえば、試験では点差が付かなくなってしまいます。
そうしますと、出題者の側ではこれまにでない新傾向の問題を出したり、難問や奇問の比率を上げてくるでしょう。
そうしますと、いくらスーパーお勉強といえども、その有意さは薄れていかざるを得ません。
結果、スーパーお勉強は普通のお勉強方法と相なってしまうわけでございます。
スーパーお勉強という方法があったとしても、所詮は絵に描いた餅なのでございます。
お勉強におきましても、上手い話はない、としておくのが、最も合格に近かろうと思います。
過去問の演習も済み、そのほかの問題集を解いて、ある程度の実力が付きますと、自然と何をどう勉強していけばいいか、わかるようになります。
それこそ、自身の合格を最も確実にする、スーパーお勉強ではないかと存考える次第でございます。
隣の芝生は青い、ならぬ、隣のお勉強はスーパー、でございます。
結局、お勉強というのは回りまわって自分でしかやりえないことを、ご理解いただければと存じます。

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今間違えてこそ

お勉強をしておりますと、どうしても間違いや失敗に突き当たるものでございます。
あれほどテキストを読み込んだのに、1ヶ月もしたら忘れていた、なんてことは、よくあることでございます。
毎日100回は書いて憶えたのに、1週間もすると忘れてた、なんてことも、これまたよくある話でございます。
こういうときには、ああとがっくりと、肩にくるものがございます。
眠いまなこをこすったあの勉強も、見たいものも見ず、やりたいこともせずにやったあの夜の勉強も、すべて徒労だったか、などと思いがちでございます。
ま、間違えたあとの3分間は、がっくりしてもよろしかろうと存じます。
やはり、人間ですから、がんばったことが無駄だったのを知ると、どうしても、気落ちするものでございます。
しかしながら、どの深さにまで、テンションといいますか、緊張感といいますか、心の張りを維持するかでございます。
換言すれば、どれほど嘆く必要があるのか、というわけでございます。
基本的に、本試験ではない試験勉強の期間では、どれほど間違えようが、究極的に構わないのでございます。
本試験というその日だけに、できればよいのが、お勉強というものでございます。
ただそれだけの話でありまして、今、できようができまいが、そらできた方が良いに決まっておりますが、さりとて、できずともそれほどまでに悲嘆する必要はないのでございます。
今この時点で間違えるのは、全然構わないことなのでございます。
できていたと思っていたらできていなかった、これがもし本試験にて発覚して、自己採点をしたら合格点より1点下だったなんてことだったら、悔やみきれないものがございます。
しかし、現下のお勉強のときに見つかったのですから、いうなれば、失点するところを発見できた、ともいえるのでございます。
ですから、再び復習して、憶え直すなり理解し直せば、それで事が足りるのでございます。
うだうだと細かいところに注目してしまうから、嘆きは深みにはまって行くのでございます。
ほいで、嘆きに足を取られて、姿勢を立て直すのに時間がかかってしまうのでございます。
その間は、やはりお勉強の進捗や能率も、落ち気味になることでありましょう。
過去に何回やったなんてことは、取りあえず棚にさらしておいて、今、もう一度やり直せばいいだけのこと。
本試験にて間違わなかっただけでも、マシなのでございます。
本試験にて、ああ、あれほどやったのにできてないや、などと思うよりも、わたくしは数十倍は、マシな事態であるかと思います。
今はできなくてもよいのでございます。そして、今、できるようになればよいだけの話しでございます。
起きたことを、そっくりそのまま認めてしまえば、どおってことはないことは多々ございます。
お勉強においての、多々少々の出来事などは、どおってことないことの筆頭ではないかと、考える次第でございます。

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