独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

休む

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

言葉の区別というのは、重要であるかと存じます。
わたくし自身が間違えていたことなのですが、「休む」ということは「さぼる」こととは違うのでございます。
両者はよく似ていますが、基本的に異なるものでございます。
さぼるとは、サボタージュからきた言葉でありまして、意図的に仕事をしないことでございます。
さぼる背景には、賃上げしてくれないとしっかり働かないよという、労働争議の面がございます。
ここから転じて、仕事をやってないのをさぼり、というようになった次第でございます。
対して、休むには、積極的な意味がございます。
次を上手く進めるために行うのが、休むなのでございます。
1週間に1日だけ休みがあるのは、休んだ方がうまくいくからでございます。
パンも酒も寝かして作るわけでありまして、休むのは古代からの知恵なのでございます。
休むことは、さぼることではないことをまず、ご理解くださればと存じます。
勉強をしていない=即、さぼりではないのでございます。
基本的に、独学では、さぼることは数少ない禁止事項でございます。
というのも、さぼってだらだらするくらいなら、いっそのことその日の勉強はきっぱり止めてしまい、休んだ方がよいからでございます。
休むわけですから今日のお勉強できません。しかし、休んだ分、明日以降でがんばれば休んだ価値は十分にあるわけでございます。。
対してさぼりは、なんともすっきりしないのでございます。
そして、今日さぼると、翌日以降も、省エネ状態と申しますか、完全燃焼しないと申しますか、なんとも、やる気の生煮え状態が続くのでございます。
精神衛生上、よろしくないことはいうまでもないかと存じます。
だらだらと仕事をすると、心身とも余計に疲れるのは、皆さんご経験のあることかと存じます。
「やるからにはやろう!」と気持ちに区切りをつけるのが、疲れないやり方なのでございます。
30分なら30分、1時間なら1時間、この間はがんばろう!ときっちり割り切ってからやるのも、疲れないやり方でございます。
まじめな人に多いのですが、お勉強をしないからといって、即、さぼることにはなりません。
やろうかなあ、やらないかんのだけど、などと逡巡しながら、グダグダパソコンやテレビの前にいることが、真なるさぼりなのでございます。
また、実際の面でも、休むのをときどきはさんで、勉強から離れる方がうまく進むように思います。
休んで緊張をほぐすと、急にすっと理解に及んだり、憶えがよくなったりする経験が何度もございます。
ずうっと勉強のベタ一色では頭が慢性的に疲労するでしょうし、やる気もだんだん枯れるように思います。
やるときはやらない、するときはする。休むときは休む。
これら区別をつけるだけで、お勉強への姿勢は大きく異なってくるかと存じます。


休むから

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