お勉強をサボってしまうこともあるかと存じます。
それは受験生なら、誰でもやることでございます。それほど深く気にすることはないように思います。
確かに、サボりはよくないことでございます。
しかしながら、それが完全に悪なのかといいますと、そうでもありません。
自分はこういう状態になったらサボる、ということを知ったわけでございます。
以降で、そうしないよう、そうならないように注意をすれば、今後は、お勉強をサボらなくなるといった次第でございます。
ならば、そのときのサボりは、今後のサボりをなくす「よき」サボりと成るわけでありまして、振りかえ見れば、よいことになってしまうわけでございます。
逆もありましょう。
イヤだったけれども、無理をしてやったと致します。
これのみを取り上げれば、よろしきことでございます。
さて、しかし、この無理が発端となって、無理に無理を重ねるようになったとしたら、どういう塩梅になるでしょうか。
想像の通りに、ストレスは増し増し、嫌気は高じていくでしょう。
そして、ある一線を越えたときに、お勉強は放棄や挫折へと傾くといった次第でございます。
よかったことでも、後の進展が良くなければ、それは良かったことではなくなって、悪しきことになるわけでございます。
世の中の事象の多くは、何か特定のもので出来上がっているわけではないのでございます。
良いことと悪いこと、そして、普通のことでできている、といってもようございます。
友達が多い・お付き合いが多いというのは、確かによいことですが、結婚式によばれまくりのために、貯金がまったくないという方もおられます。
そら、毎月1回は結婚式に出席しておれば、その出費は相当たるものになるでしょう。
付き合いがよいというのも、よかれ悪しかれするのでございます。
さてさて、お勉強のお話に戻したく存じます。
今、そうであっても、これからそれをうまい方向に変えて行けば、いくらでもその失敗や失策はカバーできるものでございます。
テキストを読み直してみたら、、まったく憶えられていなかった。よくあることでございます。
しかし、1つ確かにいえるのは、これまでの憶え方では良くない、非効率であるという教訓を引き出したわけでございます。
それをどう変えていくかでございます。忘れていても、これから忘れ難い憶え方を編み出すことができたなら、万々歳でありましょう。
未来というのは、未だ来てないものでありまして、いかようにでも、変えることができるものでございます。
完全なる良し悪しなどないこと、そして、今の良し悪しなど先々で大きく変ってくることを、ご配慮くださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年8月5日 3:19 PM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |
暑ければ冷やせばよい、というのが普通の考え方でございます。
しかし、ひねくれ者のわたくしとしては、そのようには考えないのでございます。
わたくしが思うに、冷房の大半はムダでございます。
というのも、わたくしたちの涼しさというのは、身体で感じるよりかは、頭と脳で感じるがためでございます。
わたくしたちは、涼しくはなくても、それほど暑さを感じなくなることは可能でございます。
たとえば、インド人のターバンでございます。
インド人を真似て、頭にタオルを巻いておくと、結構、暑さに耐えうるのでございます。
農家のおばちゃんは頭に角隠しのようなものを装着しておりますし、おっさんは農協の帽子を被っております。
ラーメン屋の厨房のおっさんも、手拭を頭に巻いている人が多いかと存じます。髪の毛が落ちないための配慮に加え、厨房内の地獄の暑さに対する策のように思います。
単純な話、頭を外気と隔離して、ある一定の空気の層を作れば、暑さには耐えうるのでございます。
考えても見れば、身体というのは、暑さには意外に耐性があるものでございます。
乱暴な言い方ですが、100度のお湯がかかってもやけどで済むわけでありまして、逆にいえば、100度のものが触れても死にはしない、という塩梅でございます。
しかし、頭は殊の外、暑さには弱いのでございます。
体温計は42度までしかありませんが、どうしてかというと、体温が42度を超えると、脳に障害が出て来るのでございます。
わたくしが聞くには、脳がゆで卵のように、固まってしまうとのことでございます。
ですから、頭には髪の毛があり、そこに空気の層を作り、頭の温度が上がり過ぎないように、調整しているといった次第でございます。
頭は熱に弱いからこそ、暑さに対しては敏感に反応するのでございます。
お試しくださればすぐにわかるかと思いますが、頭にタオルなりをぐるぐる巻きにしておくと、空調の温度を数度上げても、結構快適なのでございます。
逆にいえば、あまり温度を下げると、身体が冷えるは代謝が落ちるわと、あまりよいことはないのでございます。
一晩中空調を効かすと身体の体調が悪くなる人は、どうぞ頭にタオルを巻いて寝てみてください。
また、台所でどうしても火を使うため暑く感じる方は、頭をスカーフか何かで巻いておくと、おしゃれかつ暑差が和らぐので宜しかろうと存じます。
ま、暑さが和らぐのではなく、暑さを感じなくなる塩梅ではありますが、体感温度は数度、違ってくるかと思います。
また、タオルぐるぐる巻き+扇風機+空調の3点コンボは、これまた、涼しさ倍増となります。
夏には汗をかくようになっておりますので、やはり、汗をかくほうがよいといわれております。
代謝が落ちてしまえば、元も子もありません。
が、暑すぎてバテてしまえば、これもまた、元も子もありませんので、冷やしすぎず、暑くなりすぎず、いろいろと工夫しながら、暑い最中を乗り越えてくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年8月4日 8:50 AM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |
お勉強の進め方として典型なのは、ノルマ方式でございます。
つまり、「1日○ページ読む!」とか、「○問ずつ問題演習をする!」といったように、日々のお勉強の分量を、あらかじめ決めているわけでございます。
ノルマ方式でお勉強を進めておられる方も、多数おられるのではないかと存じます。
ノルマ方式は管理が楽、という点がございます。グダグダ考えず、とりあえずそれだけやればよい、という気楽さがございます。
しかしながら、ノルマの影には、きつい・厳しい・続かないという副作用がございます。
だいたいにおいて、ノルマが課せられる裏には、報奨金やごほうびといった「あめ」がございます。
アメとムチとがあってこその、ノルマ方式なのでございます。
実際問題、「あめ」なくしては、ノルマという「ムチ」は通用しないのでございます。
アメとムチの背景には、動物の調教がございます。
びしっとムチで叩いて芸をやらせば、必ず後で甘いものを与えたり撫でてやったりするわけでございます。
だからこそ、猛獣でも命令や指示に従うのでございます。
もし、「あめ」の部分を考えずして、ムチだけを振るえば、あっという間にかみ殺されることでしょう。
お勉強でも同様に、ノルマであるムチばかりを強調し、「アメ」を考えずにいたら、あっという間にお勉強は挫折や放棄に傾いて行くものでございます。
ノルマ方式というのは、表裏一体と申しますが、表の部分と裏の部分とを踏まえてこその方法であることをご理解くださればと存じます。
単純に、○ページやるといったノルマ表記だけでは、何かそこに、ごほうびを設定しない限り、継続できないのでございます。
独学におきましては、厳密たるノルマではなく、目安という形で、日々のお勉強の進捗を管理するものでございます。
目安という形であれば、柔軟に対応できるのでございます。
時間の取れないときでも、(目安の分だけは済ませておこう!)という発奮材料にも使えます。
勉強時間がほとんど取れない日なら、目安のなんとか半分だけを済ませてしまい、残りは翌日や翌々日にまわすといったことも可能となります。
調子がよく、目安以上のお勉強ができれば、それ以降の勉強を先取りしたことになるので、先々で余裕を見ることができるでしょう。
休日・祝日が多い月なら、その日にたくさんのお勉強を済ませて、以降のお勉強を少なくすることもできます。
また、目安方式は、ノルマ方式と同じ効果も得られるものでございます。
つまり、目安の分だけお勉強してしまえば、その日の勉強は完全に終了となります。
1日のお勉強の明白な終わりが、そこにあるわけでございます。
それさえやればいい、という気持ちのすっきり感・割り切り感をも享受できるといった次第でございます。
目安という形で考えていくと、お仕事や生活の変化に応じて、お勉強が可能となります。
ノルマノルマの一本調子で行くよりも、目安という融通の効く形式の方が、何かとお勉強は続いていくように思う次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年8月3日 5:10 PM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |