『4. セックスと収入はどちらも長続きしない。』
とてもわかりやすい。そうとしか言いようがない。
今が永遠に続くことなどないのだから、常に目を光らせておくべきである。
男性なら、夢にも自身が絶倫などと思わないことだ。
女性なら、相手に弾数があることを知っておくべきである。慎重なくらいで丁度よい。
また、両者とも、増やすように努力し、減らさないように努めねばならない。
両者とも急には増えないし、逆に、急激に増えたとしたら危険な兆候にあるともいえる。
急に求めてきたら、何か心にやましいものがある。裏づけのないキャッシュインは破綻の原因となるか、更に現状を悪くするものである。
よくよく気を抜かず、手練手管で、工夫の毎日であると実感する。
この言は、仕事についても、示唆するものがある。
性だけのつながりが脆いように、仕事においても、収入のみの仕事は続きしない。
金回りが良くても、肉体と精神が蝕まれば、そっちの治療の方が高くつく。
家が建つけど墓も建つ。
収入のみを考えるべきではないし、また、よくよく己の収入を、できれば、逆の立場からも把握すべきである。
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『5. 契約は破棄できなくても、ねじ曲げることは可能だ。』
学ぶがよい。
「ここにこう書かれている」という台詞が、どれほどの悔し涙を流させたか。
契約の際に書面を渡されたら、担当の者にすべてを読み上げるようにさせるべし。
何時間かかっても、である。額が大きくなるほど、忍耐を持って聞くべし。録音すべし。質問すべし。特に保険。
そして、1字1句、何でもないことでも問うべし。そこで、信頼できるか否かがわかる。
反対の立場なら、いかに書面の内容を問わせずして、署名に持っていくか、である。
読ませない、知らせない、見せないこと。
これらが一番だが、法によって規制されているところは、きっちりと行うべし。
仕事のない法律稼業が飛んでくるだろう。信販会社の請求が来るだろう。無理した契約は破棄されるであろう。
つまらぬ仕事が増えるのみ。逆に赤が出るときもある。
誰かの損は、誰かのプラスである。
この正負の法則を忘れてはならない。
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『6. 家族といえど金儲けの邪魔はさせない。』
この言は、正直、よくわからない。
子供が、自分の店で遊んでいたり、商品や在庫を駄目にしたりするなどの、商売の邪魔をするなら、その言の意味はわかる。
また、自分の店の取扱商品を、知り合いや友人に、ただいい顔をしたいだけに、安く売るような配偶者がいたなら、叱るべきであろう。
それは、商売の倫理に悖る。
一部の者をひいきする店は、必ずや、一般のお客様は去っていくだろう。
その者が出資者であっても、有名人であっても、キーマンであっても、家族・親族であっても、である。
店には店の論理があり、それを踏み外せば、やはりうまくはいかないだろう。
値段はあってないものである。
それを、一部の者が全く無視していたら、こちらとしては金を払いたくなくなる。
家族経営によくある、陥りやすい罠を述べているのかと、考える。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年8月13日 3:36 PM |
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最少のコストで、最大のリターンを得るのが、理想的でございます。
しかし、そんなうまいことは、実際には、ほぼないと言って過言ではありません。
なぜ、ないかというと、そんなおいしいところには、人が殺到するからでございます。
最初は楽園のような状態でも、どんどんどんどん人が増え、どんどんどんどんうまみがなくなるものでございます。
また、そんなうまい時は、ごく短いもの、瞬間的なものである、ともいえましょう。
時間の経過とともに、蜜にたかる蟻は増えていくものでございます。
しだいに、やはり、自分の取り分も少なくなっていくのでございます。
わたくしなどは、「最少のコストで、最大のリターン」に類似する文句があると、すぐさま、詐欺を思い浮かべるものでございます。
そして、どういう状態になったら、こういう妖しい文句が、自分の心を捉えて離さないか、天の加護のように、聖書の一句のように、耳に届くのかを考えるものでございます。
ひっかからない、だけでは、わたくしは引っかかるからでございます。
お金の損で済むならいいのですが、精神的に、肉体的に禍根が残るのを最も恐れるものでございます。
ですから、ひっかかりそうな事態を想定して、そうならないよう、自衛しているものでございます。
儲け話をささやかれたら、「あ、来たな」と思うものでございます。
さて、お勉強におきましても、最少の努力で最大の成果を得るようなことは、考えない方が宜しかろうと存じます。
基本、時間の無駄、労力の損でございます。
先もいいましたように、試験の完全攻略マニュアルなどあれば、即、対策が取られるものでございます。
わたくしたち受験生以上に、試験に対して利害関係があるのは、本試験問題の作成者・出題者の方でございます。
試験委員という箔は輝かしいものがございます。
下手な問題を出せばそれこそ、来年からは試験委員を変えられてしまうでしょう。
いきなり合格者が倍増すれば、こらおかしいな、と思うのは自然でございます。
すぐさま、そうしたものには対策が取られることでしょう。
また、次順位の利害関係者である、専門学校や出版社がそれを見逃すはずがありません。
彼らは、おそらく受験生以上に試験について考える人たちでございます。それこそ、24時間、考えていることでありましょう。
即、自分たちの授業なり教材に、転化させてしまうでしょう。
ローリスク・ハイリターンの寿命など、ほんとうに一瞬でございます。
そんなものを当てにするよりも、わたくしは、自身に元から備わっている、記憶力やら理解力を伸ばした方がはやいし、確実だし、試験後のあとあとになっても使えると考えるものでございます。
記憶や理解というのは、やってやれないものではありません。その障害となっているものを除けば除くほど、うまくできるものでございます。
地道というと、手垢でべたべたして少しも目新しいこともなく、何も、気が振るうものはありません。
何か、要領の悪い馬鹿が言う台詞だと思われるかもしれません。
しかし、逆を言えば、誰にとっても効果のある、確実な手段だからこそ、ここまで手垢だらけになり、かつ、人口に膾炙されているのだ、と言えるわけでございます。
結局は、歩みが遅いのが普通であると思って、やきもきせず、日々、自身のやるべきことをこなしていくのが、最も近道のように考える次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年8月12日 5:27 PM |
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常々、散歩を推奨しているススメでございます。
重ねての言となりますが、お勉強の合間には、散歩に行くことをお勧めいたします。
基本、何時間も机の前にいても、能率は落ちるばかりでございます。
それよりも、ときどき身体を動かして、リフレッシュした方が、記憶や理解のノリも違ってくるように考える次第でございます。
さて、その散歩でありますが、できるだけ、日中に行ってくださればと存じます。
これは、お勉強に限らず、でございます。
日中に散歩にでかけるのは、日光を浴びるためでございます。
最近読んだ本によりますと、人間の身体には体内時計があり、この体内時計も、普通の機械の時計のようにちょっとずつ、ずれてくるとのことでございます。
皆さんもご経験があるかと存じますが、ときおり、病気でもないし、睡眠不足でもないし、疲れてもないのに、もの凄く、強烈に眠たくなったりだるくなったりしないでしょうか。
わたくしなどは、数ヶ月に1回はあった感が致します。
それは、一説によると、体内時計の時間がズレにズレてしまって、日中にもかかわらず、身体は真夜中状態であるためと言われているのでございます。
身体は真夜中ですから、やる気が出なかったり、無性にだるかったり、無気力になるといった次第でございます。
人間というのは、時間が来れば自然と眠たくなるのですが、この体内時計がズレ出すと、疲れているのに眠れない、身体が思ったように動かない、気力が湧かない、といった状態に陥るとのことでございます。
この体内時計のズレを直すのが、他でもない日光なのでございます。
よく身体を動かすとよく眠れるといいますが、そのケースというのは、屋外にてお日さまの光を浴びて、身体の時計が元に戻ったともいえるのでございます。
昨今では、うつ病になる人が多い、といわれておりますが、もしかしたら、日光を浴びない生活を続けているから、とその本は警鐘しているのでございます。
そういえば、でございます。
サービス業全盛の現代では、多くの人は内勤でありまして、家から出て最寄の駅なりバス停なり、下手をしたらガレージまでしか歩かず、通勤は車中、職場に着けば即、建物内に入り、そのまま終業まで居続ける、退社の時にはもう日も暮れている、という塩梅ではないでしょうか。
ほとんど日の光を浴びていないのでございます。
現代社会にて問題となっている、引きこもりやニートも、家のなかでずーと過ごすため、身体の時計のずれが直すことができず、結果としてより体内時計がずれにずれまくって、さらに無気力となってしまい、ずるずるとその状態が続くのではないか、と思ったりもするのでございます。
ほんとうに、家のなかで事が済むのは、インターネットが普及したこの10年からでございます。
以前は、生活そのものにしても、何か楽しみを得るにしても、外に出なければならなかったものでございます。
外に出ざるをえないから日光を浴び、時計のズレが直り、気力も湧いてきた、といった塩梅でございます。
また、外勤といいますか、外をよく出歩いて太陽の光を浴びている人たち、たとえば、工事現場でゆんぼを動かしているおっさん達、忙しく荷物を届けている人たちを見るにつけても、何だか、うつとか無気力とかには縁がないように見えるものでございます。
大体元気ですな。
どちらかといえば、エンジニアなどの室内作業に多い人が、そういった状態に陥る感はございます。
どなたか、日照時間による症例の有無、程度、発症率などを研究してくれればと思います。
そういえば、刑務所でも、日光を浴びる時間が設けられております。
監獄運営のノウハウとして、日光浴をさせないとよくないことが体感されているのでありましょう。
やはり、お日さまの光というのは、わたくしたちにとって、大事なものなのではないかと、当たり前の事ながら思う次第でございます。
皆様方におきましては、日光が不足してないか、いま一度、よくよく見直してくださればと存じます。
1〜2時間程度の日照時間で、体内時計はリセットされ、ズレが直るとのことでございます。
わたくしは今日も、適当な理由を付けて、雑用の消化を名目に、日光浴+散歩に出かける次第でございます。
管理職や従業員の健康管理を司る方などおられました、『刑務所』のように、日照時間を設けてくださればと存じます。
暑い盛りでありますから、夜の散歩もよいのですが、よくよく日光も浴びるよう、ご助言する次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年8月11日 11:35 AM |
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