独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

残暑に国産にんにくを

猛暑といわれた先週、先々週に比べれば、だいぶ、過ごしやすくなった感のある毎日でございます。
とはいえ、あと何日かは、強烈な暑さに見舞われるかと存じます。
いくぶんは涼しくなったとはいえ甘く見ず、水ッけと塩っけを忘れぬよう、お過ごしくださればと存じます。
本日のススメはタイトルにありますように、にんにくについてでございます。
にんにくは昔から気の病に効く、とのことでございます。
元気がないときややる気の出ないときに、にんにくは効くとのことでございます。
転ばぬ先の杖、と申します。
後悔先立たず、と申します。
今は元気であっても、おそらくは訪れるだろう、ぐったりのときに備えて、今日か明日にでも、にんにくを買って来てくるよう、ご助言させていただきます。
これまでにも何度か、にんにくはよいと述べてきましたが、やはり、といいますか、やっぱり効くのでございます。
にんにくの食効といいますか薬効は、すぐに実感できるものではございません。
正直なところ、わからないのでございます。
目に見えて元気が出るわけではないのでございます。
しかし、後々から振りかえってみれば、にんにくを食べた日・食べた次の日というのは、あきらかに仕事量なり作業量が増えているのでございます。
いつもなら、このくらい、で終わっていたのに、それが2割・3割増しとなるのでございます。
底力と申しますか、地力と申しますか、根底の力が増すように感じるのでございます。
がんばろうと気合を入れるのもよろしいのですが、精神の活に加え、にんにくの力をも借りて、目の前のお勉強に臨んでくださればと存じます。
自分の掛け声に、身体の方も付いてくるように思います。
にんにくでお勧めなのは、やはり、国産のにんにくでございます。
中国産でもよいのではありますが、においがきついのと、食後ににおいが残る点、そして、味の点からも、そのまま食べるのには合わないと結論付けております。
中国産にんにくは、酢にんにんや醤油にんにくにするなど、手を加えて食べる分には、宜しかろうと存じます。
対して、国産のにんにくは、においの点で比較的安心できるのでございます。
きっちり対処をすれば、つまり、火を加え、食後にお茶か水、牛乳をコップ1杯飲んでおけば、まずにおいは残りません。
国産にんにくは味の点でダントツで、滋養とはこういう味、という感じが致します。
わたくしは、カチコチに硬くならないように、レンジで20秒間隔で2〜3回ほど加熱して、ほっこりしたところを塩のみで頂きます。絹のような舌触りが、ほんとうにたまりません。
房の丸ごと食べる人はいないかと思いますが、ほんとうに、ひとかけらでも、身体が違ってくるように思う次第でございます。
散歩の距離もずっと伸びますし、お勉強のバテもかなり違ってくるかと存じます。
国産にんにくは結構な額でありますが、その「くすり」なみの効能を踏まえれば、決して高くないと思ってございます。
バテて下手な薬や栄養ドリンクを飲んだり、医者にかかって余計な費えを出すくらいなら、国産の青森産か香川産のにんにくを頂いて、乗り越えてくださればと存じます。
にんにくで、この酷暑と続く残暑を乗り切ってくださればと存じます。

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1つの結論より代案3つ

困ったとき、どうしたらよいかわからないとき、途方に暮れたとき、あまりに複雑で何をすべきかわからないとき、着手に戸惑うとき、こうした際の考えるコツがございます。
それは、ただ結論のみを求めないことでございます。
完全な正解のみを求めようとすると、余計に解決が遅れるのでございます。
近道かと思っていたら、逆に意外に遠かった、というのことは結構ございます。
一直線に結論や正解を求めることが、逆に、正しい解決から放れていっていることも、ママあるものでございます。
しかも、結論や正解のみにまい進するのは、意外にしんどいのでございます。
あーでもない、こーでもないと思考は逡巡し、頭はあっという間に消耗します。
疲れると、当然ではありますが、よく考えることができなくなります。
また、唯一の解決方法を求めると、頭がどんどんと硬直して来るのでございます。
どうしてそんなことで悩んでいるの?という人が時折おられますが、こういう人は、どんな助言も受け付けないことが多々ございます。
頭が固くなりすぎて、思考に幅がない故に、何物も受け付けられないのでございます。
唯一の解を求めたが故に、余計に苦しむというよい例であるかと存じます。
このため、ますますよい考えや突破法が見えなくなっていくのでございます。
そもそも、正しい解・正しいやり方・正しい方法などは、そう簡単に見つからないものでございます。
すぐさま見出すことができるなら、もう遠の昔に、解決していてしかるべきでありましょう。
うんうん唸っても解決が見いだせられないのは、それが、難しいからでございます。
すぐには答えが出ないことなのに、すぐさま解決しようとするから、余計な力がはいって、殊更に疲れるといった次第でございます。
皆さんもご経験があるかと存じますが、「うまくいく」ときというのは、自分の考えている斜め上の、予想外のところから、ひょっこりと訪れるものでございます。
しかし、頭が硬直していたり、考えが萎縮していたりすると、なかなか、それが見えてこないのでございます。
何か難問なり課題に接して、うんうんと頭をひねりにひねっても解が見つからないときは、「正解」を直接的に求めないことが大切かと存じます。
唯一の完全なる解を求めるのではなく、あーしたらいい、こーしたらいいんでないかい程度の、アイデアや思い付き、思い為しを求めるのでございます。
それも、3つくらいを求めるのでございます。
難しいことを相手にするときは、唯一のものを求めるのではなく、代案3つ考えようとすると、意外な角度や視点で問題を見ることとなるので、考えやすくなるのでございます。
代案をいくつか設けて、そこからアプローチしていくと、ふっと解決策が見つかるものでございます。
難しいことには、唯一ではなく複数の点から、攻めてみることでございます。

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作り話で慰めを

お勉強におきましては、忘れること・できなくなることは日常茶飯事でございます。
読めていたところが読めなくなる、解けていたところが解けなくなる、やったはずなのに少しも記憶に残っていない、こうしたことも、本当によくあることでございます。
こうしたことは、お勉強をする者であれば、自然現象なものでありまして、誰だって経験するものでございます。
合格者となった人だって、受験生の当時は、わたくしたちと同じように忘れてはがっかりして、できなくなっているのを知っては冷や汗をかいてきたものでございます。
ですから、多少のできないや忘れたが発生したとしても、それほど気にせず、落ち込まずに、お勉強を再開してくださればと存じます。
しかし、頭ではそうわかっていても、ときにどーーんと奈落に落ちることもございます。
疲れていたり、体力が低下していたり、プライベートがうまくいかず、何と言いましょうか精神障壁が脆くなっているときだと、普段なら笑って済ませるような「できない・忘れた」が、ぐさりと心に突き刺さることもございます。
こうした際は、勝手な作り話で結構でございます。うまく自分を騙すことが肝要かと存じます。
よくある作り話としては、今ここで間違えたのは、本試験にて間違わないためである、という理屈でございます。
つまり、本試験なら間違えてしまったであろうことを、なんと『幸運』なことに、今この時に先取りした、という塩梅でございます。
今ここでその間違いの所在を知り、対策を練りさえすれば、本試験では間違えず、失点を阻止できるというわけでございます。
同じ間違えたでも、こんな風に考えてみれば、少しは得をした感じにもなるわけでございます。
この理屈は、忘れたときにも応用可能でございます。
つまり、受験生なら確実に憶えておかねばならないことをうっかりわすれてしまっていても、「今ここで自分の忘却ポイントを発見できたことで、本試験では確実に記憶を引き出せるようになった」といった風に考えた方が、記憶の乗りも違ってくることでありましょう。
ああ、忘れていると嘆き悲しんで徒労感に苛むよりも、よっぽど憶えは良くなるものでございます。
こんな問題を間違えるなんて!とか、こんなこと忘れなるなんて!といったように、テンションを下げるくらいなら、そこでぐっと踏みとどまって、前向きに解釈してできるようになれば済む話でございます。
いったん心のテンションが下がってしまいますと、元に戻るのに余計な手間がかかってしまいます。
ならば、落とさないことが大切でございます。
作り話というのはいくらでも、それこそ想像力いかんでいくらでも創出できるものでございます。
本試験で間違えず、今ここで間違ったんだからええんちゃう、くらいに楽観して考える方がうまく行くように思います。直前期以外は。
落ち込むことで心中のストレスが浄化されたり、新たな活力が得られるという人なら、それでよいのでございます。
しかし、わたしのようにいったん落ち込むとだらだら・うだうだとするようであれば、作り話でもってテンションが下がるのを阻止すべきかと存じます。
難しくはありますが、自分の性格なり思考の癖、心の傾向といったものにも、意をお払いくださればと存じます。

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