独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

夏疲労・秋食欲

朝晩、めっきりと涼しくなって参りました。
こうした季節の移り変わりのときが、風邪や病気のもと、でございます。
本当に、油断1つで風邪を引いてしまいます。
本試験が間近に近づいている人などは、億劫がらずに、ビニルのパーカーでも構いません、羽織れる長袖をもう1つ、持っておくべきかと存じます。
また、夜具の方も、寒ければ念のために暖が取れるように、毛布の準備はしておいても、損はないように存じます。
時の流れは、夏の猛暑もどこへやら、でございます。
さて、秋ともなれば、食欲の方も俄然に、増し増してくるものでございます。
思いますに、食欲の秋と申しますのは、食べ物自体がおいしいのもございますが、夏という期間に、ほとほと身体の方が疲労したから、かと考えるものでございます。
夏の暑さで、身体のあちこちが疲弊しているからこそ、もの凄く、おいしく感じるという次第でございます。
身体が欲しているのですから、太る云々はそれほど考えずに、お食べくださればと存じます。
十分に吸収され尽くされるかと存じます。
いうなれば、秋とは、夏のメンテナンスをしているときでもあり、そして、冬の準備をするときでもございます。
こういう心身ともに忙しいときに、食べ物をケチると碌なことはございません。
心を赦して、たっぷりと頂きますよう、ご助言する次第でございます。
さて、食べるのはいいのですが、問題なのは食べ過ぎでございます。
お腹が張ってぽっこりするのは、非常に苦しいものでございます。
そこで今回、お勧めしたいのが、トウガラシでございます。
トウガラシは、大きいのではなく、小指大くらいの大きさをしたミニトウガラシが良いかと存じます。
また、トウガラシは中国産ではなく、できるだけ、国産のをお勧めいたします。
食べ物がおいしくて、食べ過ぎてしまい、お腹が苦しくなってきたら、ミニトウガラシをかじるのでございます。
トウガラシは、干したものをそのまま、でございます。
辛いのが苦手な人は、1本丸々はきついので、ホンのひとかけらでも大丈夫でございます。
辛さに耐えながら咀嚼し、飲み込みますと、すうっとお腹の膨れが消えていくような感を得るように思います。
トウガラシは、皆様ご存知のように、食欲を増進させますが、同時に、消化も助けるようでございます。
学者の実験によりますと、少量のトウガラシは、胃の血流を良くして消化を助けるとのことでございます。
そういえば、トウガラシの入った食べ物は、ことのほか、箸が進むものでございます。
このトウガラシの性質を利用して、食べ過ぎの苦しさに対処する、といった塩梅でございます。
乾燥したトウガラシは、香辛料として一味加えるのにつかったり、保存料としても、有用な一品でございます。
煮物などにも入れておくと保ちがよくなりますし、味も何とも旨みが増すように存じます。
トウガラシの利用に精通すると、意外に料理のレパートリーが増えること、上手に使えば、薬にもなることをお知り置きくださればと存じます。
大きなスーパーや八百屋に行けば、乾燥した国産トウガラシが売られているように存じます。
お茶に入れれば、気付けにもなって、目もパッチリ、身体もしゃっきりします。
元気のないときや、どうしても気合を入れたいときに、1本口の中に放り込めば、これまでの倦怠感などどこ行く風でございます。
トウガラシ自体はかなり保つので、これを機に一袋でも、常備しておけば宜しいように存じます。
なお、大量のトウガラシの摂取は、潰瘍の原因となりますので、過剰摂取はお控えください。

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無駄時間は5分から

お勉強で大変なのは、お勉強そのものと言うよりかは、時間の捻出であるかと存じます。
本日のススメは、いかに時間を捻出するかについて、見ていきたいと思います。
時間について考える際に、最も重要なのは、役に立っていない時間を見つけることにございます。
例えば、なんの意図も目的もなく、ネットの網目の中にたゆたう時間でございます。
試しに、昨日したネット時間の内で、どのくらいが、今日という時間に役に立っているでしょうか。
振り返ってみれば、本当に、役に立っていないことでしょう。
下手をしたら、自分が何を見て、何を読んだのかすら、定かでないように思います。
こうしただらっとした時間は、お勉強に振り替える最たるものであるかと考えます。
とはいえ、こうした時間をお勉強に振り替える際は、急激に変えないように、とご助言する次第でございます。
まず、5分からですな、振り向けるのは。あとは、自由にネットなりをしても宜しいのでございます。
2〜3日の間は5分だけで結構でございます。
そして、追々と慣れてきたら、10分、15分と、振りかえる時間を増やしていくのでございます。
どうして、こんな風にするのかといいますと、急激に変えても元の鞘に戻るのみ、だからでございます。
急には生活は変らないし、習慣も変わることはないのでございます。
急に1時間や2時間の時間を変えないようにするのでございます。
1時間や2時間とはいえ、1日の4〜8パーセントを占めてございます。このあたりの割合を、踏まえておくべきかと存じます。
急には変えず、1週間なら1週間、1時間なら1時間を、だんだんとお勉強の時間に振り分けていくのでございます。
じょじょにやることで、だらだら時間への未練は薄れていきます。
次第に、何であんな無駄で詰まらないことをしていたのだろう、とさえ思ってくるように存じます。
こうなったら、しめたものでありまして、お勉強時間の捻出に、「仮」に成功したといってもよいように思います。
さてさて、こうなったとしても、まだまだ油断はできません。
ここが肝要なのですが、だらだら時間をお勉強に振りかえてみたときに、ストレスが高まっていないかをチェックするのでございます。
いらいらっとしてないか、何か心に来ているものがないかを、調べてみるのでございます。
このときは、お勉強自体の、わからない・できない・憶えられない由来のストレスは、度外視します。
だらだら時間が、自身にとってどのような時間であったかを計るためでございます。
もしかしたら、必要な時間かもしれないのでございます。
何か心にくるものがあるのでしたら、お勉強に振り分けただらだら時間を、少し元に戻してみるようにご助言する次第でございます。
心に晴れるものがあれば、それは、あなたにとって必要な時間であったのでしょう。
また、心には何にもない、逆に、やらなくなって清々した、というのでしたら、完全無欠の純粋なムダ時間でしたので、お勉強に振り分けて、大正解であったといえましょう。
時間の使い方というのは、実は、自分自身への取り扱いでもあるので、1週間か2週間、経過観察をしてみるくらいの慎重さでもっても、有用であるように存じます。
自分を無視して、自分の勉強もありますまい、と考える次第でございます。

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過去を引きずる人

過去を引きずるというのは、功罪の面からいいますと、罪の方が大きいのではないかと考える次第でございます。
済んでしまったことは、本当に済んだことでありまして、それはどうしようもないのでございます。
新しい恋人ができない、という方がおられます。
そういう人は、得てして、昔付き合っていた人のことをいつまでも引きずってございます。
携帯のアドレス帳には記録が残っておりますし、写真はもとよりメールまでもが大切に保存されているのでございます。
ふっきれたよとか、何も気にしてないなどという人が、得てして、こんな未練を残しているのでございます。
本当に何ともないなら、消去したとしても、少しも苦にならないわけでございます。
このような人に良縁がないのも、当然といえば当然の話で、付き合う相手・いいなと裏で思っている人からしたら、当の本人はいつも上の空、どこを見ているのか、自分を見ているのかわからないのでは、たまったものではありません。
自身がどっぷり昔を引きずっているに、出会いという将来を計ろうとしているのでございます。
出会いがないと愚痴る前に、携帯の履歴やメモリ、身辺の整理からはじめるべきかと存じます。
過去を抱える人に、縁は過去にしか向かっていないわけでございます。
さて、お勉強におきましての、過去との付き合い方は、非常に重要でございます。
お勉強におきまして、「過去」が問題となってくるのは、一度、不合格になってしまったときでございます。
再勉強・再受験のときに、過去というものは、ありありとわたくしたち自身に覆いかぶさって参ります。
めんどくさいなあという徒労感、落ちたという屈辱、去年やったことをもう一度やるという虚無感、かったるさが、心に満ち満ちてくるのでございます。
こうなってきたときに、まず、ご指摘しておきたいのは、それはどっぷりと過去に浸りきっている、ということでございます。
基本的に、心がそんな状態でお勉強を再開しても、少しも効は奏さないのでございます。
心や頭の2割3割が、そういった過去に利用されているわけですから、通常のお勉強はその分だけ、割を食うわけでございます。
不幸にも不合格となった際は、その不合格という過去をどう引きずらないかが、今後は重要となってまいります。
不合格という過去を断ち切るには、徹底した反省と敗因の分析でございます。
何をしていなかったから落ちたのか、何が不足していたから落ちたのか、何がよくなかったのか、何をもっとすべきだったのか、あれこれと考えることは尽きないように存じます。
失敗や過ちは、そこから教訓を汲み取って、未来にあてがうのが最もよい解決策でございます。
落ちた経験の意味を汲み取り、何とも思わないところまでに到達するのは厳しいでしょう。
が、不合格の過去を思い出せば、次こそ絶対に合格してやる、くらいの気合が生まれるくらいにまで、消化してくださればと存じます。

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