甘い物を食べるのは、至福の1つでございます。
しかしながら、あまりに甘い物を食べるのは、なんといいますか、心理的な障壁がございます。
「ああ、何千円とお菓子を買いたい!」と思った方は、「ああ、好きなだけ買い物籠に菓子を放り込みたい!」と衝動に駆られた方も、多いように存じます。
しかし、そうは思っても、糖尿病の予防やら、健康のため、太らないためと、かなりのセーブがかかるものでございます。
とはいえ、頭脳労働と甘いものは切っても切り離せないものがございます。
わたくしたちは、この文言を盾にして、パクパクと、「適量」の甘い物を、食べるべきかと存じます。
お勉強のために甘いものを食べるとすれば、かなり、心理的な抵抗も和らぐものでございます。
そして、上級者ともなれば、甘い物を食べるためにお勉強をする、と相なる次第でございます。
甘いものがあれば、灰色のお勉強も、かなり彩るように存じます。
さて、甘いもので薦めたいのが、お菓子のカテゴリーには入らない、「ジャム」でございます。
ダメなジャムがダメなのですが、いいジャムになりますと、何ともおいしいのでございます。
いいジャムになりますと、砂糖類の甘さだけでなく、果物の風味の残っておりますので、砂糖+果物のダブルの味わいが可能になるのでございます。
あと、あの、ぬるりんとした舌触り・歯触りも楽しめますので、甘いのものなかでは、結構な楽しみが可能なのでございます。
まず、塗ってよし、でございます。
買いたてのパンにたっぷりと塗ったり、軽くトーストしてべっとりと塗ります。
クッキーやクラッカーにこんもり塗るのも結構至極でございます。
そして、舐めてよし、でございます。
れんげかさじで1すくい、ちびりちびりと舐めつつテキストなどと接するのでございます。
酒呑みが、ゴルゴンゾーラなどのブルーチーズやとうふようで、ちびりちびりやるように、さじに盛られたジャムを楽しむ、といった塩梅でございます。
砂糖というのは少しでも味わえますので、口の中いっぱいで甘みを楽しめるように存じます。
そして、ジャムは入れてよし、でございます。
紅茶に入れると、砂糖とは違った風味と味わいが出ますので、よろしいかと存じます。ちなみに、紅茶にジャムはロシア風の飲み方とのことでございます。
このように、ジャムは、お勉強の甘いもののパートナーとして、実に立派にその用を果たすように考える次第でございます。
ただ、ジャムにはピンからキリがございます。
半分は水あめだろう?、果物はどこ行った、なんてジャムが実にたくさんございます。それらをまず避けねばなりません。
値段を張るのを買ってみたら、あまりおいしくなかった、何てことも、これまた多々ございます。
ジャムは、実に研究する必要がございます。色々買って探してみることが大切でございます。
わたくしは、いいジャムは、人生を豊かにすると考え、スーパーから百貨店、通販・口コミと、探求の日々が続いてございます。
甘いものはストレスを緩和し、脳の疲労回復をもたらします。
是非とも、ジャムを、その『甘いもの』カテゴリに入れるよう、お勧めいたします。単にパンに塗るだけじゃあ、ありません。
| カテゴリー: 過去のススメ | Tags: 勉強, 試験 | 2010年12月29日 3:23 PM |
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頭の良さというのは、回転の良さ、結論を出す速さに置かれておりますが、それをそっくり信仰するのは、危険であるように思います。
理想は、即断即決、即・結論ではございます。
すぐに答えを出す。あっという間に答える。それはまさしく、理想でございます。
しかしながら、「すぐ」というのには、結構な落とし穴があることを、わたくしたちは知っておかねばならないように思います。
どうでもいいことなら、即断即決もようございましょう。
たとえば、弁当とかのオーダーで、うっだうっだとメニューを見て何を食べるか悩まれても、困ってしまいます。
何を食べようが、大半は冷凍を揚げるくらいのものなのですから、ほとんど同じでございます。
こうしたどーだっていいことを、時間を使ってゆっくりじっくりと、決める必要はないでしょう。
これがです、何を食事を頼むのかということを話の種にして、アルコール度数が低めの甘くて軽い食前酒とちょっとした前菜があって、食材がどうのこうの、産地がどうのこうの、季節がどうのこうの、あそこで食べたアレ、あの店のアレ云々と、和気藹々とした雰囲気で、アア!ナニヲタノンダライイノダロウと、「悩み」を演出しながら考えるのならば、結構至極でございます。
こうした場面でゆっくりと考え、そして、話題を提供し、場を盛り上げるのが、まさに「イキ」でございます。
こういうところで、アー!ダー!コー!と即断即決されては、料理が冷める前に心が醒める、野暮ったい奴となるものでございます。
あとで、飢えた田舎もん、とでも陰口を叩けばよいでしょう。
即決は、確かにウダウダと無意味に時を消費するくらいなら、よいものかもしれませんが、万能ではないといった次第でございます。
お勉強においても、同様でございます。
1回で済ませる、すぐに済ませるというのは、世間の頭のものさしでありまして、それがそっくりそのまま、お勉強で役立つわけではございません。
何度でも見ていいところがございます。
何回読んでもいいところがございます。
何回でも考え直していいところがございます。
何度でも解き直してもよい問題がございます。
何回も何度もすることで、身に備わってくる実力もございます。
逆を言うなら、こうしたことを、1回で終わらせるのは、非常にもったいないのでございます。
お勉強におきましては、1回ですぐさま終わることを、たいしたことではない、重要ではないと考えないようにしてくださればと存じます。
価値のあるところ・ものは、何度でもやるべきでありまして、そういうところは、確実に存在してございます。
この点、勘違いをなさらぬよう、ご助言する次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年12月28日 4:46 PM |
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試験は水物でございます。
そら、合格率よりも不合格率のほうが高いのですから、何とも、落ちるものとしかいいようがないのでございます。
合格率を成功率、不合格の率を失敗率、なんて風に言い換えれば、よりいっそう、試験というものの落ち方がわかるかと存じます。
10%の合格率なら、10%の成功率でありまして、言い換えるなら、失敗率90%。
手術ならば、誰も受ける奴はいない、という感じのパーセンテージなのでございます。
もともと本来、試験というものは落ちるものであることを、意識の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
ただ、勘違いして花らないのは、勉強不足やら努力不足などは、運不運の問題ではありません。
それは、なるべくしてなった、としかいいようがございません。
運が問題となってくるのは、きちんとした努力を払い、相応の時間をお勉強に充てたのに、落ちてしまった場合でございます。
過去問もみっちりやった。
テキストも精読・多読を行なった。
模試を受けたがA判定であった。
まあ、自身と手ごたえがあった。
このような方々だけが、運を問題にできるのでございます。
運悪く、何かのいたずらで、実質的には合格している人が、不運にも落ちてしまうのが、試験の現実でございます。
ですから、落ちたこと自体は、済んだこと・仕方のなかったこととして、水に流すしかないのでございます。
もう一度いいますが、「運」が問題であったのでございます。
逆を言うなら、このまま相応の努力を続ければ、いつの日か、必ず受かるわけでもあるのでございます。
どうしてかというと、ある特定の誰かだけが、落ち続けるということは、運を考える上で、ないからでございます。
運はおっそろしいほどに平等でございます。だから、ギャンブルは成り立ってございます。
1人だけも勝ち続ける人間がいたら、賭けは成立しません。その人が世界中の賭け金の全てを取っていくからでございます。
幸運と不運とが巡り巡るのが、運の世界でございます。
ですから、相応の実力を有している人なら、合格するだけの実力がある人ならば、今回は不運に落ちても、次回、次々回でほぼ受かってございます。
不運ばかりが続くことも、運の上ではないからでございます。
ちゃんとしたという自負があるのでしたら、あと1年の辛抱だと、踏ん切り付けてくださればと存じます。
それさえできれば、穏当に合格できることでしょう。
そして、忘れてならぬのは、幸運ばかりが続くわけがないことでございます。
ときおり、あんまり勉強をしていないのに、ひょっこり受かる人がいるのも、試験の事実、運の為せる現実でございます。
しかし、運は、先もいいましたように、等しく万人にあるものでございます。
何かを得たならば、何かを失うものでございます。何かを失えば、何かを得るのが、わたくしたちでございます。
人生経験の豊富な方こそ、この運・偶然と言う真理がお分かりいただけるのではないでしょうか。
あんなに絶好調な人が、あっというまに転落していくのを、状況が悪化していくのを、わたくしたちは何人と見てきました。
お勉強の世界においては、運という問題もあることを、頭の片隅に入れておいてくださればと存じます。
いうまでもありませんが、本試験時に、幸運を頼みにするなんてことはおやめくださいね。
試験なんかで運を使うのは、非常なる損だと思います。運は使わずに済ませて、いつぞやのために貯めておきましょう。
| カテゴリー: 過去のススメ | Tags: 試験, 運 | 2010年12月27日 9:13 AM |
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