独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ポストイットを貼り過ぎない

ポストイットを貼っただけでは、お勉強にはならないことを、肝に銘じておくべきかと存じます。

ポストイットは、「後から見直すため」の目印であります。

つまりは、ポストイットとは、その張りつけたページを、後々で見直して“なんぼ”の文房具なのでございます。

べたべたべたべたと、ただただ貼っただけという方は、多数おられるかと存じます。

わたしもです。

(後で見ないとなー)(後で復習しよう)で、ほったらかしになってしまい、後で、なぜポストイットを貼ったのか、貼ったページの記述のうちで、どこが大事だったかすら、忘れてしまうという体たらくなのでございます。

ノートが、作っただけでは・取っただけでは勉強にならないのと同様に、ポストイットも貼っただけでは、勉強にならないのでございます。

テキストや問題集が、それこそポストイットだらけになっている方は、まずは、貼る量を減らしてみます。

ポストイットの1枚1枚が、「1,000円」はする高級品とみなして、貼っていくのであります。

こういう「縛り」をしていると、本当に重要なところにしか、ポストイットを貼れなくなりますが、この“少なさ”が、「見直し率」や「再読率」をぐっと高めるのでございます。

ポストイットを見直さなくなる理由に、「あまりに膨大に貼り付けられているので、どこから手を付けていいのやら」がございます。

また、あまりに見直すページがあって、「うんざりしている」という心理的なバイアスがあるのです。

当該「1枚=1,000円」方式だと、貼るページが少なくなるので、着手しやすいといった塩梅でございます。

ポストイットを有効に使うには、ポストイットを貼ったページを溜め過ぎないことかと存じます。

先も言いましたが、「貼ったから勉強した」ことには、全く、髪の毛ほどにもならないので、「消化」を前提にして、ポストイットを用いましょう。

臭い足には重曹を

足が臭い、というのは、不可避的に発生する現象でございます。

特に、素材が悪くて通気性のない靴、たとえば、皮のブーツや安価な革靴、シューズを履きますと、「臭足度」は、劇的に跳ね上がるものでございます。

自分で「足が臭うなー」を思っているのなら、家族等の周辺の人は、鼻が曲がるほどの臭気に曝されていると考えるべきでございます。

では、当該臭い足をどうすればいいか、と相なるのでございます。

答えは、タイトルにあるように、「重曹を使う」であります。重曹の利用方法は2つあります。

1つ目は、「靴に重曹を入れる」であります。

入れる分量は、基本、「ティースプーン1杯」です。

が、「ひどく臭う靴」には、大さじで入れるのがいいでしょう。

重曹には徹底した防湿効果があるので、靴に入れると、臭いの元となる湿り気を吸収してくれます。

加えて、重曹はアルカリ性なので、臭いの発生源の雑菌増殖の抑制にもなるのです。

このため、靴に重曹を入れるだけで、なかなかの消臭が得られるのであります。

要領としては、靴に重曹を入れて1晩置くか、1~2日間放置します。

翌日か数日後、履く際に、中に入っている重曹を叩いて落として履くという塩梅です。

重曹を叩き落しても、多少、「砂っぽい」感触がありますが、じゅうぶん受容範囲内であります。

さて、臭い足対策の2つ目は、「靴下の中に少々の重曹を入れた靴下を履く」であります。

靴に入れるという「間接」じゃなくて、臭足本丸に、「直接」重曹で攻撃をかける、ってな塩梅でございます。

入れる量は、「少々」程度です。あまり量を入れ過ぎるとざらざらします。

このとき使う重曹は、安全を考えて「食用グレード」の重曹を使います。

履いた瞬間、ちょっとばかり砂が入ったようなざらざら感がありますが、それでも、“靴下内部が湿ってくる”につれて、ざらざら感はなくなります。

超異臭足でなくて、通常レベルの臭い足であれば、臭いはかなり激減するように思われます。

当該「靴下重曹挿入」だと、臭足の連産品である「臭靴下」の出現を防げます。

臭足の2次被害と言いましょうか、臭靴下の存在ほど、腹に据えかねるものはありません。

重曹を直に靴下に入れることで、靴下の汚染度がかなり和らぎ、結果として、臭足の威力を抑える次第でございます。

本人並びに配偶者の臭足にお悩みの方は、ぜひとも、重曹による防臭にお勤めくださればと存じます。

「奴が帰ってきたら、何だか鼻に付く臭いが、ほのかに漂ってくる」なんて事態が、なくなることでしょう。

なお、念のため申し上げますが、中には重曹が体質的に合わない人も居られるかと思います。

かぶれやかゆみ等の症例が発生したら、重曹の利用はお控えください。

まあ、殆どの方は、大丈夫でしょう。密閉された空間の濃厚な異臭に耐えられる皮膚が、重曹に耐えられないというのは、稀なケースだからです。

ま、“配偶者”で試してから、自分や家族に取り入れるというのが、ベストなやり方のように思います。

お勉強とタバコ

勉強中に、タバコを吸うべきか否かについての雑文です。

結論から言うと、「タバコを勉強中に吸ってもよいが、吸い方と本数には気をつけていたほうがよい」です。

タバコというのは嗜好品ですので、吸いたい方は吸うべきですし、吸いたくないなら吸わなくていいです。

他人の趣味に、やたらと口を出すのは、品のいい人ならしないでしょう。

タバコは、「考える」のに相性のよい一品で、紫煙を燻らせながら、テキストや問題集に臨むのも、乙なものであります。

「よい作品はけむりの中から生まれる」なんて、かっこいいことを言った作家もいるくらいです。

タバコを吸って、お勉強の能率が上がるのなら、吸うべきであります。

タバコを吸って、勉強の質が増し、勉強時間も延びているようなら吸うべきであります。

他人に迷惑がかからない吸い方なら、とやかく言われる必要はありません。

なお、ちなみに、タバコの煙があーだこーだ言われるようになった背景は、「住居・建設物の気密性」があります。

冷暖房の効果を上げるために、屋内の気密性を高めたところ、同じ空気がずっと滞留することになったのです。

つまり、タバコの煙が、ずっと室内に残ることになったために、あーだこーだ言われるようになったのだと思われます。

逆を言えば、昔は隙間風だらけだったので、タバコの煙がそんなに「けむたくなかった」のでありましょう。

話を元に戻します。

タバコを吸いながらのお勉強でも構いませんが、どんな風に自分がタバコを吸っているかは、気をつけるべきです。

1回ごとに2箱以上は吸って吸殻が満杯になったり、机周辺が灰だらけになっていたり、吸いかけのタバコを机の端に置いたことを忘れて焦がしまくっていたりするなら、考え物です。

それは、勉強がかなりのストレスになっている証拠だからです。

毎回、「タバコをたくさん吸って凌がなければならないストレスがある」というのは、勉強効率や実力涵養の度合いに如実に現れます。

当たり前ですが、高いストレス下での勉強は、能率も悪いし実力の伸びも悪いです。頭のリソース(資源)が、当該「勉強ストレス対策」に割かれているからです。

イライラしながらの勉強が実を結ばないかは、ご存知の通りです。

勉強中に、タバコの本数が増え続けているのなら、なにかどこぞに「無理」がある証拠です。

小分けしてやる、時間を変える、難しいなら飛ばす、カンタンな解説書や入門書を探すなどして、「勉強の有り様」を変えるべきで、タバコを吸って我慢しているときではないわけです。

自分がどういう状態なのかを客観的に知るために、『タバコ』はいい指標となるように思います。

タバコの吸い方と本数は、内面の「バロメーター」です。上手に、おいしくお吸いください。

反対に言えば、おいしく吸えるように努めるべきであります。

ちなみに、わたしは、以前喫煙派でしたが、今は無煙派です。集中に邪魔になるなーと気づいてからは、吸わなくなりました。