ポストイットを貼っただけでは、お勉強にはならないことを、肝に銘じておくべきかと存じます。
ポストイットは、「後から見直すため」の目印であります。
つまりは、ポストイットとは、その張りつけたページを、後々で見直して“なんぼ”の文房具なのでございます。
べたべたべたべたと、ただただ貼っただけという方は、多数おられるかと存じます。
わたしもです。
(後で見ないとなー)(後で復習しよう)で、ほったらかしになってしまい、後で、なぜポストイットを貼ったのか、貼ったページの記述のうちで、どこが大事だったかすら、忘れてしまうという体たらくなのでございます。
ノートが、作っただけでは・取っただけでは勉強にならないのと同様に、ポストイットも貼っただけでは、勉強にならないのでございます。
テキストや問題集が、それこそポストイットだらけになっている方は、まずは、貼る量を減らしてみます。
ポストイットの1枚1枚が、「1,000円」はする高級品とみなして、貼っていくのであります。
こういう「縛り」をしていると、本当に重要なところにしか、ポストイットを貼れなくなりますが、この“少なさ”が、「見直し率」や「再読率」をぐっと高めるのでございます。
ポストイットを見直さなくなる理由に、「あまりに膨大に貼り付けられているので、どこから手を付けていいのやら」がございます。
また、あまりに見直すページがあって、「うんざりしている」という心理的なバイアスがあるのです。
当該「1枚=1,000円」方式だと、貼るページが少なくなるので、着手しやすいといった塩梅でございます。
ポストイットを有効に使うには、ポストイットを貼ったページを溜め過ぎないことかと存じます。
先も言いましたが、「貼ったから勉強した」ことには、全く、髪の毛ほどにもならないので、「消化」を前提にして、ポストイットを用いましょう。
2013年4月18日 8:46 AM
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