独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ポストイットの貼り過ぎ・はさみ過ぎはダメ

ポストイットを試験勉強にお使いの方は、多々居られることでしょう。

しかし、注意すべきは、「貼り過ぎ」「はさみ過ぎ」であります。

(ここは重要!)とか(後で見直そう!)てな発端から、ポストイットをテキストや問題集に貼り付けたりはさんだりするものです。

だから、ポストイットを使ったのなら、後々で見直すなり復習するなりをしないことには、ポストイットの意味が出てこないわけであります。

当たり前ですが、ポストイットを貼ることは、『勉強した』ことになりません。

そして、ポストイットを貼ったからといって、『勉強した気』になってはいけません。

ほとんど何も終わっていない、くらいに考えていて、よいくらいです。

わたしたちは、テキストや問題集が、“未消化のポストイット”だらけになっていないか、じゅうぶんに気をつけておかねばなりません。

「未消化事項の残骸」で、教材が埋まらないようにしなければならない次第でございます。

とりあえずは、べらべら・ぺらぺらと見苦しくなるほどポストイットが貯まらないように、“貼り付ける・はさむポストイットの枚数”を制限しておきましょう。

わたしは、10枚以内にしています。

それ以上は、整理整頓の際に、メモに転記してリスト化したりしています。

つまり、10枚を超えるようになったら、これまでのポストイットのうち1枚を処分なり消化する、という塩梅です。

ポストイットがぎっしりで、「見直すべきところだらけ」な教材を見るのは、見ただけで嫌気が差すもの。

ポストイットぎっしりテキストなどは、正直、自分が何をすべきかわかってないのを、暗示しております。

ポストイットの枚数制限を、確実に履行するだけでも、進捗は大きく変わるように思います。

一通り勉強が済んだら、本屋に行って問題集漁り

テキスト、問題集、そして、過去問が済んだら、試験勉強は、1つの山場を越えています。

大方のことは済んだ、といってよろしいでしょう。

当該雑文は、「その次に」やることです。

試験範囲のそこそこの学習が済み、自分でも何だかやった感がある人は、本屋に行ってみましょう。

そして、これまで自分が解いていた問題とは、「ちょっとばかし違う」問題集を探すのです。

問題集の名称にこだわる必要はありません。

予想問題集でも構いませんし、模試問題集でも、ハイレベル問題集等々と銘打たれたもので結構でございます。

ぱらぱらっとページをめくってみて、「あれ、こういう風にも、問題が出せれるのかー」という発見が何回もあったのなら、その問題集を買ってみます。

これまでと違う問題を解くと、“その新鮮さ”から、これまでの勉強では気づかなかった盲点を発見したり、さらなる理解や記憶の維持に繋がります。

“人”によっては、その問題集で合格が決まったりもします。

わたしの拙い経験だと、社労士の合格のときに「それ」がありました、

たまたま本屋で立ち読みをして、「あら?!」という発見をした問題集から、盲点だった問題がずばりと出題されて、貴重な1点を拾う事ができました。

試験とは1点を争うもの。個人的には、その「1点」でぎりぎり合格できたんじゃないかなと思っております。

ただ、全く傾向の違う、トンチキな問題集を、解く必要はありません。

奇を狙うだけの、ピント外れの問題集は、結構あるものです。

過去問からするとこういう問題はないよなー的な問題集は、買わなくてもいいでしょう。

でも、先に言ったような、①これまでとは違う問題があって、②「あ!」と思うような問題が散見されるなら、買ってみることをお勧めします。

ま、テキストや問題集、過去問までを済ませてしまうと、フト心に空隙ができて、何だか勉強に身が入らなくなるもの。

そういうときに、ブラリと本屋を巡ってみてください。

もっと言うと、「いま使っている問題集や過去問は、もしかしたら、一般の傾向・対策から外れているかも」を、チェックする意味もあるのですよ。

風呂掃除にクエン酸-主に水垢(カルシウム汚れ)に

結構な重労働となる風呂掃除。

ぴかぴかに掃除をする気は毛頭ないが、汚いのもイヤ。

こういう方に、そこそこの労力で、“そこそこの清潔感と掃除した感”が得られるお風呂掃除の紹介です。

やり方はカンタンで、タイトルにあるように、「クエン酸」を風呂掃除に使うという寸法です。

クエン酸を風呂掃除に取り入れるだけで、頑固な水垢汚れ(白っぽいくすんだ汚れ)とお風呂一般の汚れが、手間要らずでお掃除できます。

まず、霧吹きとクエン酸を用意します。

小さじ1杯ほどを霧吹きに入れます。ま、クエン酸の量は適当でいいです。

あまりにクエン酸を入れると、霧吹きの霧で、酢にむせるような状態になるだけです。

水を400cc程度入れて、振ってクエン酸を溶かします。

水の量も、ホントは適当でいいです。

これで、準備終了です。

で、先ほど作ったクエン酸水溶液を、お風呂場の壁、ドア、洗面器、椅子、石鹸・シャンプー入れ、浴槽に、たっぷりと満遍なく吹きかけます。

吹き付けたら、10~15分ほど待ちます。紅茶でも飲みましょう。

時間が経てば、シャワーで洗い流します。

そうすると、なんとなく、綺麗になった感があるはずです。

綺麗に見える理由は、水垢が取れたからです。

水垢とは、水に含まれているカルシウムが固まったものです。

お風呂の掃除を怠ると、何となく燻ったというか、くぐもった感じになるのは、当該お湯や水に含まれているカルシウムが、そこらじゅうで固まって、風呂場に残ってしまうからです。

お風呂全体にうっすらとカルシウムが付着して、膜を作っているかのごとくになっているわけです。

カルシウムだけに、一度固まってしまうと、こすっても取れません。だから、普通の掃除だと、きちんと磨いたのになんだか綺麗になった感じがないのでした。

そこで、クエン酸の「酸」と、水垢の「カルシウム」とを反応させて、取り除くという寸法です。

クエン酸を吹き付ければ、力をほとんど入れることなく、水垢が取れることでしょう。

なお、あまり風呂掃除をしない方は、当該クエン酸掃除をすると、お風呂場の床から15センチ上のところに、白い滝状のものが残っているはずです。

それだけ、水垢なるカルシウム汚れがお風呂場周辺に引っ付いていて、1回の掃除では取れなかったのでした。

白い滝上のものは、クエン酸で一度解けたカルシウム汚れが、再び固まったという寸法です。

この場合は、次回のお掃除の際で結構ですので、クエン酸を吹きかけた後、軽くスポンジで擦るようにしてください。それでかなりが取れるはずです。

当該クエン酸掃除は、水垢のみならず、石鹸かすの汚れ等々の風呂一般の汚れにも効き目があります。

わたしの場合、夏場は1週間に1回、冬場には3週間に1回ペースで、当該クエン酸吹き付け風呂掃除をしています。

「適当に吹きかけてシャワーで流す」が基本の掃除で、汚れが目立つようになったらスポンジ擦りを付け加えています。

また、当該クエン酸吹き付け風呂掃除の利点は、“お手伝い”としてさせることができる点です。

クエン酸を溶かした水は、すっぱいだけの水です。

目に入ると痛いし、濃度が高いとむせますが、危険性という点では、お風呂の洗剤と比較になりません。

ぶっちゃけ、溶かしたクエン酸水は飲めます。わたしの夏の定番のカロリーゼロ・糖質ゼロ飲料です。

そういうわけで、お手伝いとして、子どもにさせることができるのも、当該掃除方法の優れた点です。

子どもにしても、今後、“こんなカンタンに風呂が掃除できるのか”という経験が得られるのは、大きいように思われます。

ずぼらな親には、ずぼらな子ども。ならば、ずぼらな掃除方法を教えるのが、親としての勤めでありましょう。

ちなみに、クエン酸は1キロ700円前後です。コスト的に、あってなきが如し、です。

わたしが使っているのは、「ニチガ:クエン酸1キログラム」です。費用対効果は一番でしょう。

なお、風呂掃除には、重曹も大いに使えます。

アカ汚れ、石鹸カス、ぬるぬる、カビ等々、風呂掃除と重曹の相性は抜群です。「お風呂掃除に重曹を」の方も参考にしてみてください。