独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

大掃除に重曹が大活躍する掃除リスト

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

大掃除での重曹活用のまとめ。重曹は「ほこり」「砂」「油」の汚れによく効きます。頑固な汚れが多いので、重曹があると多少、楽ができます。重曹は、かなり安定した物質なので、ノーマスク・ノー手袋です。

重曹は、手の荒れにくい食用グレードを推奨です。まあでも、弱アルカリ(pH = 8.3)なので、気にする必要はありません。隣で寝ている人のほうが有害です。

重曹は、ホームセンターやドラッグストアで売っています。値段はまちまちなので、安いところで買うといいでしょう。キロ単位で買うと割安です。

当方は、重い物を持ちたくないので、通販オンリーです。余った重曹は入浴剤や普段の洗濯に使うとスグ無くなります。

価格参考:アマゾン‐食用グレード重曹10キロ NICHIGA

重曹利用は簡単‐子犬でも配偶者でもできる

重曹の掃除利用は簡単です。

霧吹きを用意して、重曹を適当にバサバサ入れて、水を注いで振って溶かします。

当該重曹水を汚れに向けて、スプレーします。これだけで、汚れの落ち方が“劇的に”変わります。

なお、重曹はきつくないので、容量は気にする必要は全くありません。入れ過ぎたら霧吹きの底に残るだけ。

また、飲み込んでも害はなく、ノー手袋・ノーマスクで使用可能です。ですから、子供に使わせても安心です。(重曹は胃薬として市販されています。)

簡易窓拭きと窓のさん掃除

ほこりや土で手ひどく汚れている窓部分に、重曹水をざくざく吹き付けます。その時点で、配偶者のような黒い汚れが滴り落ちてくるはずです。

数分、時間を置いた方がきれいに汚れが取れるので、違う窓に吹き付けに行きます。なお、配偶者には吹き付けないでください。さすがに悪意を感じるからです。

さて、しばらく放置したら、ぼろ布で汚れを拭っていきます。こびりついた汚れは、更にスプレーすれば、するっと取れます。

窓のさんには、頑固な汚れが多いので、たっぷり重曹を使ってください。

参考:窓の桟(さん)の掃除に重曹を【追記あり】

なお、重曹の濃度や使用状況によっては、使用後に粉(塩)が出るときがあります。

このときは、いちいち拭くのも面倒なので、クエン酸水を吹き付けて中和させて除去します。

クエン酸を噴き付けると、水垢系の汚れが取れるので、重曹と併用しても構いません。

クエン酸も、ドラッグストアやホームセンターにあるはずです。

価格参考:ニチガのクエン酸1キログラム

台所油汚れ

軽い油汚れは、重曹水を吹き付ければすぐ落ちます。

しかし、換気扇や配偶者など、油汚れのひどいところは、重曹水ではなく、重曹を直に油に振りかけて、クレンザー風に“こそげ落とし”ます。お湯と併用すると落ち方は倍化します。

なお、重曹で手が荒れることはそうないですが、油が手に付くと面倒なので、ビニル手袋で掃除をするか、配偶者にやらせるとよいでしょう。

勝手は「換気扇の油汚れに重曹を」などを参考にしてみてください。油掃除に開眼するはずです。当方、半日仕事が2時間で終わるようになりました。

レンジ・冷蔵庫

食品系の汚れが目立つところです。食べ物系のべたつき汚れも、重曹が効きます。

軽い汚れは重曹水を拭きつけるだけで落ちます。

こびり付いてカピカピになったしつこい汚れは、重曹をかけてその上にスプレーをして、しばらく放置して拭います。

レンジは、臭いがこもりやすいので、掃除後は、重曹水に浸した布巾を入れて、数分加熱すると消臭できます。

なお、レンジや冷蔵庫の取っ手は、“かなり汚い”ので、大掃除を機に手脂をぬぐっておきましょう。

水筒

何かと汚れているのが水筒です。重曹をドバドバ入れて水を張ります。数時間、放置すれば、内壁にこびりついた汚れがドロっと出てきます。

夏に多用した方は大掃除を機に掃除です。

排水口

排水口には、ドバドバと重曹を入れまくります。次にクエン酸を入れます。水を注ぎます。

アルカリと酸がシュワシュワと反応して、臭いとつまりが格段に和らぐはずです。

年に1回こうしておくと、臭いに悩まされなくなります。

家中の排水口に処置しておきましょう。

クッション・ぬいぐるみ・座布団

洗えないクッション・ぬいぐるみ・座布団は、大き目のゴミ袋に入れて、重曹をばざばさ振りかけて、しばらく放置します。これで、臭いがなくなります。後は、重曹をはたいて天日で干せば完了です。

ついでの重曹消臭

重曹には、消臭効果があります。ビンに入れるだけの簡単な消臭剤ですが、そこそこ効き目があります。

押入れの整理、たんす・クローゼットの整理、玄関・くつばこの整理の際に、ビン入れした重曹を置いてみてください。

詳しくは「重曹で消臭」などの、一連の記事を参考までに。

重曹注意‐畳ダメ・熱ダメ

注意点をひとつ。

重曹はあまりに使い勝手がいいので、ついつい何にでも使ってしまいます。

が、「畳」には重曹を使ってはいけません。黒ずみの原因となります。

重曹は、こと「畳」だけはダメなので注意をしてください。重曹の数少ない「ダメ」の1つです。

次に、「高熱」は危険です。

沸騰したお湯を重曹にかけたり、重曹を加熱したりすると、焼成して「炭酸ナトリウム」という塩基性の高いものに化学変化します。

当該炭酸ナトリウムはアルカリ性が高く、薬傷のおそれがあります。

まあ、手に触れてもよい普通のお湯の「熱」なら、ぜんぜん大丈夫ですが、万が一のことを考えて述べておきます。(まあ、重曹を加熱することはまずないと思います。)

まとめ

重曹は、先述したように、「ほこり」「砂」「油汚れ」に甚大に有効です。

家具等の拭き掃除に使えます。

手垢の付きやすいところも、重曹が大活躍します。当方、キーボードやマウス、リモコンの手垢・手脂掃除に重曹を使ってます。市販のOA洗剤など目じゃありません。

ドアノブや電気のスイッチなどなど、どしどし使ってみてください。かなり、時間と手間を減らせられます。

っとまあ、こんな次第で、重曹があると格段に大掃除が楽になるので、試す価値は大です。

参考:NICHIGA:重曹(食用グレード)10kg

参考:ニチガのクエン酸1キログラム

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