第2種電気工事士(2電工)の2016年度・技能試験の候補問題‐No.10の作業ポイント。No.10は確認表示灯の同時点滅が固有部分。文系ド素人は、いちいち考えていると時間がなくなるので、丸暗記する。ブレイカー部分もついウッカリミスをするので、5回は練習して、合格。
候補問題の10番は、文系ド素人にとっては、難しい問題です。
とはいえ、「確認表示灯・スイッチ・コンセント」の固有部分の結線を、丸暗記すれば、劇的に難易度は下がります。
当該作業は、“考えれば、”できるのです。
しかし、本試験では、「いちいち考えていると時間がなくなる」ため、落ちる可能性が劇的に高まります。
ですから、文系ド素人は、一度、自分で考えて、回路を組んで、同時点滅の理屈を理解したら、わたり線の通し方、わたり線の色、その他諸々、テキストのお手本をそっくり丸暗記です。
組む練習を5回もやれば憶えますが、憶えられなかったら「憶えるまでやるだけ」です。
まあ、表示灯とスイッチとコンセントの結線だけなので、練習自体は手軽にできます。
晩酌前なり、寝る前の儀式として、ちゃちゃと数分でできるので、何回も組み立てて、憶えてしまいましょう。
なお、本試験では、候補問題がそのまま出るのが慣例です。
つまり、「同時点滅」なら「同時点滅」が出ます。
候補問題が「同時点滅」だったのに、本試験では「異時点滅」になるってなことはないです。
今後、本試験がどう変わるかはわかりませんが、変わるとしたら、「アナウンス」があるはずなので、そっくり丸暗記で大丈夫かと思います。
文系ド素人の最後の手段「丸暗記」で、本問は凌ぎましょう。
さて、本問には、配線用遮断機が登場します。
当該遮断機には、極性があるので、注意です。
文系ド素人は、極性の存在を忘れているときがあります。
当該固有部分も、4~5回は練習して、身体を慣れさせておきましょう。
本問のケースでは、固有部分である「同時点滅」の回路に、神経の大半が行ってしまうため、ついうっかり、遮断機の極性を忘れてしまうことがあります。
油断は大禁物。
極性の間違いは「重大欠陥」で、即落ちします。
作業はカンタンですが、『やばい』ところなので、神経を払ってください。
最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが、文系ド素人にとって、あると便利なものを紹介しています。
たとえば…、
「ホーザン 合格クリップ」や、
「ホーザン 合格ゲージ P-925」や、
「ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。
絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
2016年1月15日 12:13 PM
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