候補問題5は、端子台がらみの練習をしていれば余裕です。2015年度の第2種電気工事士・技能候補問題のNO.5の、電気のド素人、文系、ぶきっちょな人に、同種同類の人から送るアドバイス。
結論から言うと、候補問題5は、固有部分をきちんと練習しておけば、まず受かる問題です。
一見すると、コチャコチャしていて難しく感じるかもしれません。
しかし、画像のように、①と②と、ふたつに分けて考えると、スッキリします。
①は、オーソドックスな作業ばかりで、他の候補問題を練習する過程で、当該部分の作業はめきめき上達するので、問題ではありません。
強いてポイントを挙げるなら…、
「スイッチ×2とコンセント」部分の結線は、2心ケーブルを2本使うという、あまりない形式ではあります。
しかし、まあ、「こういうのもあるんだな」と腑に落ちてしまえば、以降は全くなんともなくなります。
頭を抱える箇所ではありません。
②は、①よりも更にカンタンです。
200Vの接地極付きコンセントも穿ったところはなく、端子台への接続も問題文に指定があるので、全然問題ではないでしょう。
回路もシンプルだし、混乱も起きようがないです。
本問でしっかり練習しておかないといけないのは、「端子台」絡み。
本問では、おそらく、「配線用遮断機」と「漏電遮断機」が1つの端子台で代用されるはずです。
最終段階で、①の回路と②の回路とを合体することになります。
端子台へのそれぞれの接続をきっちり練習しておきましょう。
具体的に言うと、①の回路と②の回路を合体させるときに、慣れてないとガチャガチャして手間取ります。
あまりに手間取ると接続部分がずれてイライラしたり、果てには電線が抜けたりと、精神的に“ムカッ”とします。
イライラっとすると、ケアレスミスの温床となるのでイライラせずできるようになっておきましょう。
画像にあるように、5回は、使用済みケーブルで練習しておきましょう。
また、電線と端子台の接続も、慣れていないと時間を食います。
ケーブルの切り方・差込み方、ゴムを噛んではいけないなどの注意事項の遵守を頭に入れつつ、練習してください。
まあ、最初だけ手間取りますが、大丈夫でしょう。
最後に、本試験で本問に当たったら、試験の最後の最後で、必ず端子台のねじをもう一度締めてください。
くっと、ドライバーを挿して回すだけでいいです。
というのも、見直しのときに、ケーブルの皮膜が食い込んでいたり、または、露出が長すぎたりで、『微調整』をする可能性が大だからです。
この際、ねじを緩めて微調整するのですが、その際、100%ねじを締め忘れる!と思っていてください。
ねじの締め忘れは、重大欠陥で即落ちです。
最後に、必ず、ぎゅっぎゅと念のために、ねじを締めていきましょう。
蛇足ですが、施工省略の部分(青丸のところ)は、意識的に「手順化」しておきます。
技能試験では、「施工省略」の処置の際に、時折、「アレ?何するんだっけ?どうやってケーブル切ったっけ?皮膜は取るんだっけ?」などと、パニックに陥る可能性があります。
個人的には、練習中にこれでパニックになったことがあります。
蛇足ですが、施工省略の部分(青丸のところ)は、意識的に「手順化」しておきます。
技能試験では、「施工省略」の処置の際に、時折、「アレ?何するんだっけ?どうやってケーブル切ったっけ?皮膜は取るんだっけ?」などと、パニックに陥る可能性があります。
個人的には、練習中にこれでパニックになったことがあります。
無用な焦りはミスの元。
1ミスが重大欠陥の元。
「施工省略」は、「指定寸法+接続のための寸法」でケーブルを切るだけですが、他に「他の負荷へ」という形式もあるので、意識的に、やることを「手順化」しておきましょう。
最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが…、
先のページで述べなかったものもあります。
たとえば…、
「ホーザン 合格クリップ」や、
「ホーザン 合格ゲージ P-925」や、
「ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。
絶対に必要かというとそうではありませんが、練習の「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
2015年6月17日 12:54 PM
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