押入れの気持ちのよくない臭いは、重曹を置くと和らぐ。最も安価で手軽な消臭剤が重曹である。
今回、重曹を使いたいのは、気持ちのいい臭いではない、押入れです。
「部屋の消臭は重曹で」などでも述べたように、重曹には、かなりの消臭効果があります。
で、密閉された空間のために空気が留まりがちが押入れの消臭に重曹を使おうって次第です。
押入れには、衣類や布団、季節用品、配偶者など、いろいろなものを入れるために、様々な臭いが充満します。
そのうえ、かび臭さや、建築素材的な臭い(不燃材料仕上げ)も漂うために、気持ちのよい臭いはしません。
押入れの中で深呼吸をしたいとは思わないはずです。
で、当該押入れの臭いをどうしたらいいか?という際に登場するのが「重曹」です。
用意するのは、よく乾かした空き容器と重曹です。
ジャムやインスタントコーヒーの空き瓶でいいです。使わなくなったタッパーでいいです。紅茶の缶でいいです。
で、当該空き容器に重曹を入れて、押入れの手前あたりに設置します。
というのも、重曹には有効期限があるからで、押入れの奥に置いてしまうと、交換できなくなってしまうためです。
重曹の消臭力は、時間の経過とともに弱まります
このため、ずっと重曹を置いていると、重曹が吸収してきた“臭い”のようなものが、だんだん漂い始めます。
ですから、押入れにおく場合は、交換しやすいところに置くって塩梅です。
倒れたりしないか?とご心配の方。とても、細やかな方ですね。
結論から言うと、大丈夫です。というのも、重曹には吸湿効果もあるので、しばらくしたら固まるためです。
ですから、倒しても小麦粉のように重曹は散乱しません。こぼれても、ほんのちょっとです。基本、この重曹消臭剤は、カチコチになります。
押入れの上段に1個、下段に1個置いておけば、押入れの気持ちのよくない臭いは、かなり和らぎます。
なお、当該重曹消臭剤は、使用量や臭いの強度によって違ってきますが、「1~3ヶ月」くらいは消臭効果が保ちます。
まあ、神経質になる必要はありません。押入れを開けて鼻に来たら交換、くらいの認識で十分です。
最後に、消臭用に使った重曹ですが、洗濯に再利用が可能ですので、洗濯物の消臭にもご利用ください。
なお、わたしのように、重曹を大量に使う人は、通販が1番いいです。1キロでも買って帰るのは重たいです。値段もそう変わりません。
参考:重曹 NICHIGA
2015年2月9日 11:38 AM
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