本問は、区分所有法‐役員についての問題です。難しいところはありません。テキストを精読し、過去問を解いていれば、穏当に取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
誤った記述です。
「利益相反事項」では、理事長は、常に代表権を有しません。この場合、監事か理事長以外の理事が管理組合を代表します。
「管理組合が承認した場合を除いて」のところが誤りです。
よって、選択肢の「1」は、「誤」と相なります。
正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
こういうストレートな問題になると、テキストの精読量が如実に現れます。即答できるくらい、テキストは読み込んでおきましょう。
よって、選択肢の「2」は、「正」と相なります。
誤った記述です。
この場合、「監事」に報告します。その損害の元凶が「理事長」であるおそれがあるからです。
よって、選択肢の「3」は、「誤」と相なります。
誤った記述です。よく出ます。しっかり整理して憶えましょう。
監事は、“理事”が不当行為や不正行為があると認めたときは、遅滞なく、“理事会”に報告する義務があります。
この「理事が不正をしているかも?」の場合において、必要があると認めるときは、“理事長”に、“理事会”の招集を請求できます。
選択肢では、「直ちに理事会を招集」となっています。この段階で、監事ができるのは、理事長に請求する、です。
よって、選択肢の「4」は、「誤」と相なります。
答えは出ましたが、復習のため、続けます。
さて、監事は、“理事長”が先の請求をした日から“5日以内に”、理事会の招集通知(先の請求があった日から“2週間以内に”開催予定)を発しない場合は、理事会を招集することができます。
監事は、理事会を招集できますが、それは、理事長が召集通知を出さないときです。
以下に、選択肢の「理事が不正のおそれあり」ケースをまとめます。
監事は、まず、理事会に報告することになります。んで、理事会の招集は、理事長にそうするよう請求することになります。んで、請求しても理事長が召集通知を発しないときに、監事は、理事会を招集できます。
理事、理事長、監事などと、語句が入り混じって間違えやすいところです。しっかりテキストを読んでおきましょう。
ところで、監事は、管理組合の業務執行・財産状況に不正があると認めるときは、臨時総会の招集をすることができます。これと混同しないように!
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
本問は、「最も適切なものはどれか?」ですので…、
正解:2
…と相なります。
1問:民法‐行為能力・・・「ふつう」。
2問:民法‐代理・・・「ふつう」。
3問:民法‐時効・・・「ふつう」。
4問:民法‐共有・・・「ふつう」。
5問:民法‐請負・・・「ふつう」。
6問:民法‐相続・・・「ふつう」。
7問:標管委託契約書‐総合・・・「ふつう」。
8問:標管委託契約書‐総合・・・「ふつう」。
9問:標管委託契約書‐各論・・・「ふつう」。
10問:管理費滞納・・・「ふつう」。
11問:管理費滞納・・・「ふつう」。
12問:標準管理規約‐費用負担・・・「ふつう」。
13問:標準管理規約‐会計・・・「ふつう」。
14問:会計・仕訳・・・「ふつう」。
15問:会計・仕訳・・・「ふつう」。
16問:税務・・・「ふつう」。
17問:建築基準法‐建蔽率等・・・「ふつう」。
18問:建築基準法‐廊下階段・・・「ふつう」。
19問:エレベーター・・・「ふつう」。
20問:防水・・・「やや難」。
21問:水質基準・・・「難」。
22問:消防用設備・・・「ふつう」。
23問:耐震診断・・・「ふつう」。
24問:住宅性能表示制度・・・「ふつう」。
25問:安全点検・・・「ふつう」。
26問:消防法・・・「ふつう」。
27問:排水設備・・・「ふつう」。
28問:サッシ・・・「ふつう」。
29問:標準管理規約‐専用使用部分・・・「ふつう」。
30問:標準管理規約‐役員・・・「ふつう」。
31問:標準管理規約‐書類閲覧・・・「難」。
32問:標準管理規約‐専有部分・・・「ふつう」。
33問:区分所有法‐規約・・・「ふつう」。
34問:区分所有法‐専有部分等・・・「ふつう」。
35問:区分所有法‐立入・・・「ふつう」。
36問:区分所有法‐管理組合・・・「ふつう」。
37問:区分所有法‐保存行為・・・「ふつう」。
38問:区分所有法‐占有者・・・「ふつう」。
39問:区分所有法‐判例・・・「ふつう」。
40問:借家・・・「ふつう」。
41問:瑕疵担保責任・・・「ふつう」。
42問:消費者契約法・・・「ふつう」。
43問:不動産登記法・・・「ふつう」。
44問:各種法令・・・「ふつう」。
45問:宅建業法・・・「ふつう」。
46問:適正化法‐指針・・・「ふつう」。
47問:適正化法‐管理業・・・「ふつう」。
48問:適正化法‐事務報告・・・「ふつう」。
49問:適正化法‐分別管理・・・「難」。
50問:適正化法‐重要事項説明・・・「ふつう」。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。
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苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
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管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。
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