二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年4月の第13問目の解説。第13問は、「油だきボイラーの燃焼」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「焼時に火炎の流れの方向を監視し、ボイラー本体及びれんが壁に火炎が 触れないようにする。」ですが、正しい記述です。
選択肢のようにするのは、炎が直に当たると痛んじゃうからです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「蒸気圧力又は温水温度を一定に保つように、負荷の変動に応じて燃焼量を 増減する。」ですが、正しい記述です。
そらそうでしょーという選択肢です。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「燃焼量を減らすときは、燃料供給量を先に減らしてから燃焼用空気量を減 らす。」ですが、正しい記述です。
定番論点ですね。
燃焼量を減らすときは、燃料量を減らしてから、空気量を減らします。
逆に、燃焼量を増すときは、空気量を増してから、燃料量を増します。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「燃焼用空気量の過不足は、計測して得た燃焼ガス中のCO2、CO又はO2 の濃度により判断する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
まあ、なんとなくわかりますよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「燃焼用空気量が適量である場合には、炎は短い輝白色となる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「炎は短い輝白色」のところです。
選択肢の言うように、「燃焼用空気量が適量である」場合は、「炎はオレンジ色で、炉内の見通しが良い」です。
選択肢の言う「炎は短い輝白色で、炉内が明るい」ときは、「燃焼用空気量が多い」場合です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「燃焼用空気量が少ない」場合は、「炎は暗赤色で、煙が発生し、炉内の見通しが効かない」です。
出題実績があるので、ここまで、押えておきましょう。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「誤」です。
正解:5
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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