二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年4月の第10問は、「火炎検出器」の問題です。火炎検出器が正面から問われています。過去問にあまり出題されてないので、解答は難しいかと思います。今後出そうなので、選択肢を丸ごと押えておきましょう。テキストも精読しておきましょう。
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本問のレベルは「難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「火炎検出器は、火炎の有無又は強弱を検出し、電気信号に変換するもので、 あらかじめ定められた条件に適合する火炎だけを検出することが必要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「フォトダイオードセルは、光起電力効果を利用したもので、ガス専焼バー ナに多く用いられる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ガス専焼バー ナに多く用いられる」のところです。
「フォトダイオードセル」ですが…、
「炎から発せられる可視光を光起電力効果で電流として検出する。物理的に接触しないため、かなり高温になるバーナーでも利用出来る。」
「ガンタイプ油バーナーなどで用いられる。」となっています。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、選択肢丸ごとを押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「整流式光電管は、光電子放出現象を利用したもので、油燃焼炎の検出に用 いられるが、ガス燃焼炎には適さない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。選択肢丸ごとを押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「紫外線光電管は、光電子放出現象を利用したもので、その検出感度を高め ており、炉壁の放射による誤作動もなく、全ての燃料の燃焼炎の検出に用い られる。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「フレームロッドは、ロッドの使用制限温度による制約から、主として燃焼 時間の短い点火用のガスバーナに多く用いられる。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
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