二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年4月の第5問は、「ステー」の問題です。とっつき難いところですが、テキストを何度も読んで、過去問を繰り返し解けば、正解できるようになります。最初だけ、難しいです。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「管ステーは、鋼管を管板に溶接又はねじ込みによって取り付ける。」ですが、正しい記述です。
「管ステー」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「管ステーを火炎に触れる部分にねじ込みによって取り付ける場合には、管 ステーの端部を縁曲げする。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述で、管 ステーの端部を縁曲げします。
頻出なので、選択肢丸ごとで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「ガセットステーは、熱応力を緩和するため、鏡板にブリージングスペース を設けて取り付ける。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
こういうものなので、「ガセットステー・・・ブリージングスペース」と憶えてしまってください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「ガセット板を鏡板に直接溶接で取り付ける場合には、T継手の両側すみ肉 溶接とする。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「T継手の両側すみ肉 溶接」のところです。
選択肢の言う「ガセット板を鏡板に直接溶接で取り付ける場合」は、強度的に最も優れた「T継手の完全溶込み溶接」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「銅板との取り付け」には、「T継手の完全溶込み溶接」か「T継手の両側すみ肉溶接」となっています。
近年、溶接について、よく出るようになっています。選択肢丸ごとで押えておきましょう。
選択肢5の「棒ステーは、棒状のステーで、両鏡板の間に設けたものを長手ステー、鏡 板と胴板の間に設けたものを斜めステーという。」ですが、正しい記述です。
あまり出ないですが、テキスト記載事項です。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
本問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「正」です。
正解:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
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試験科目個々の勉強方法は、「二ボの独学」をお読みください。
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