二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年4月の第4問は、「鋳鉄製蒸気ボイラー」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「暖房用ボイラーでは、原則として復水を循環使用する。」ですが、正しい記述です。
復水は、鋳鉄製ボイラーの特徴ですね。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「暖房用ボイラーの返り管の取付けには、ハートフォード式連結法が用いら れる。」ですが、正しい記述です。
「ハートフォード式連結法」は、鋳鉄製ボイラーのキーワードです。ガチで押えておきましょう。
なお、「ハートフォード式連結法」は、「返り管の取り付け位置を安全低水面に一致させる方法」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「暖房用ボイラーの給水管は、ポンプ循環方式の場合にはボイラーに直接取 り付ける。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ボイラーに直接取 り付ける」のところです。
正しくは、「返り管に取り付ける」です。
テキストで確認しておきましょう。よく出るので、選択肢ごと憶えてしまいましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「セクションの数は20枚程度まで、伝熱面積は50m2程度までが普通である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
20枚と50m2数字は、穴埋めでも出るので、数字ともども、選択肢丸ごとを押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「セクション表面のガス通路に多数のスタッドを取り付け、伝熱面積を大き くして効率を良くしている」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
なお、「スタッド」は、突起物的なもので、伝熱面積を増やす意味があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
本問は、「誤っているものはどれか?」なので…、
正解:3
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
」を使用します。
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二ボに関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者 乙種4類:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「二ボの独学」をお読みください。
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