一寸先は闇、とかくに人の世は、わからないものでございます。しかし、人については、こういえるのでございます。
人とは決算整理仕訳でございますよと。
先日は、日々、人は償却され、減価されるものといいました。
その通りなのでございます。
しかしながら、計上された減価償却費はどこにカウントされるか、ということでございます。
計上された減価償却費は、決算整理にて損益計算されるのでございます。
決算は、めんどくさいので年に一回なのでございます。
しかし、言葉を変えたら、めんどくさくなかったり、気合をいれて、年に数回やっても良いのでございます。
人生の損益は、わからないものでございます。
人生の損益分岐点など、御ホソキカズコ・大先生・太政大臣・大統領・様でもあたらないものでございまして、結局はどう転ぶか、わからないものでございます。
そんなもの、あなたさまは、ほおって置けばいいのでございます。
わたくしたちが、ご自分の決算にてわかるのは、方向性だけでございます。
いくら収入がアレでアレしたからといって、
みなさまの周りが、澱んできたらそれは、将来、ほぼ赤字になることでございましょう。
みなさまの周りから、人がいなくなってきたときは、倒産の前兆でございます。
とかくに人は正直でございます。
一度はご自身の決算整理仕訳をして、己の減価がキチンと収益に貢献しているかを、
アタマを抱えて調べるが吉、でございましょう。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年4月19日 10:16 AM |
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わたくしたちは、費用性資産なのでございます。
わたくしたちは、毎年、毎日、日々減価しているのでございます。
そして、恐ろしいことに、わたくしたちは「定率法」にて償却されるべき性質なのでございます。
定額法ではないところがミソでございます。
生産高比例法でもない点がミソでございます。
毎日ごろごろしているから、償却が少ないというわけでもなく、
生み出した率に応じて、償却されるものでもないのでございます。
何をしようとも、何かをしてなくても、償却は償却なのでございます。
定率法でございますから、一気に老け込んでいくのでございます。
そして、ある程度老け込めば、ラックリ償却されるのでございます。
わたくしたちは毎年、定率法で20%ずつ償却されているのでございます。
コレは恐ろしいことでございます。
若さがスグに失われるのは、定率法で償却されているからでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年4月18日 9:49 AM |
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世の中、無用なものが多いのでございます。
しかし、無用とは、一見してもわからないからタチが悪いのでございます。
わたくしたちは、「じつは」無用なものに囲まれて、暮らしているのでございます。
先日、携帯の受信メールを全て、消去してしまいました。
「消しますか?」
「はい」
わたくしとしては、フォルダに振り分けられた、ごく一部のメールを消去したかったのでございます。
はい、みなさまのご想像の通り、間違えて全てのメールデータを消去するボタンを押してしまったのでございます。
消去中、の表示時間が長いのぅと、画面いっぱいに広がる消しゴムのなめらかな動きに見惚れていたのでございます。
そのときばかりは、ありふれたアニメーションの演出でも心の響いたのでございます。虫の知らせでございましょうか。。。
Σ(゚Д゚;) もしかしたら?、と思っても後の祭りでございます。
大切にしていたメール、取引メール、応答メールなどは、全てなくなってしまったのでございます。
がっくりきたのでございます。。。しかし、よく考えてみれば、、、
二度も三度も、読んだメールなんて全体の5%にも満たないのでございます。
ほとんどなかったのでございます。
どういうメールを残しておきたかったかのか?
思い起こしてみても、そんなにないのでございます。
ただ、情の絡んだメールは残しておきたかったなぁと、思ったくらいでございます。
しかし、そんな情のからむ内容は、メールですませずに、手紙かハガキですべきだと考え直したのでございます。
電子メールなんて、操作ひとつで消えてしまうものでございます。
そんなものに自分の大切ななにかを託して、残すにはあまりに貧弱な機械なのでございます。
間違っての全消去でございましたが、逆に、言いようのないスッキリ感を味わってしまったのでございました。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年4月17日 9:56 AM |
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