大切なのは、加減でございます。
奥方のどんなにすばらしいお料理でも、調味料で台無しにすることができるのでございます。
奥方のどんなにまずいお料理でも、調味料でおいしくすることができるのでございます。
奥方の料理を嘆いてはいけないのでございます。
奥方の料理を、アレコレ考えてもいけないのでございます。
アレコレ考え、意見を述べることができるのは、この世にただ独り、海原雄山先生のみでございます。
奥方の料理は、どうにもならないものでございます。
作ってしまったものは仕方がないのでございます。
ですから、醤油を、そっと小皿に入れればいいのでございます。
「おい、醤油!」
などと奥方に申してはなりません。
天罰が下ります。
「おいしいよ」と言って、
そっと醤油をかけるのが、夫婦関係の油さしなのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年4月15日 1:39 AM |
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大切なのは、加減でございます。
お酢は体にいいと申します。
確かに、酢豚を食べるとカラダが楽になるものでございます。
しかし、いくらお酢がカラダにいいからといって、お酢そのものを飲むというのはどういうことでございましょう?
すっぱいものを食べたくなる、妊婦さんならまだしも、お酢なぞそもそもが、飲めるものではないのでございます。
飲むからいけないのでございます。もっと適した、お酢の摂り方があるものでございます。
ポイントは手軽さでございます。日常のものに少しくわえるだけでございます。
相性の良い、醤油とコンビを組ますのもいいものでございます。
いつも醤油をかける冷奴に、お酢をかけるのも良いのでございます。
それにはネギだけのわびしい冷奴に、少し変化を付け加えればよいのでございます。
ネギに代えて、海苔を、載せてもよいでしょう。
海苔ではなく、塩昆布を載せてもよいでしょう。
その上から、醤油、お酢の順番で味付けをするのです。
これまでの冷奴とは違う、なんともいえないおいしさがあるのものです。冷奴だけで、おかずの一品になるのでございます。ずぼらな奥方様には、天の助けとなることでございましょう。
カラダにいいからといって、無理難題なやり方では、結局、摂らなくなるものでございます。
ちゃんとうまく、毎日の生活に、はまるように使えばよいわけでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年4月15日 1:39 AM |
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大切なのは、加減でございます。
どんなにすばらしい材料でも、味付け如何でうまくもまずくなるのでございます。
塩は難しい調味料でございます。
塩が効きすぎると食べれません。
逆に、塩が効いていないのと、食べる気すら起きないものでございます。
塩梅というコトバのように、うまくご自身に塩っけを効かすことが大切なのでございます。
毎日、がんばりすぎるのは、塩っけの強い料理でございます。
塩っけの強い料理は、必ず内臓を壊すのでございます。
総体として考えることが大切でございます。
塩っけの強い料理ばかりですと、後年、食事療法として薄味の料理しか食べれなくなるものでございます。
結局のところ、たくさんがんばるためには、ときに塩っけを抜き、薄い味付けにして励むのも大切なのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年4月15日 1:38 AM |
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