鼻の黒ずみや毛穴汚れを落とすには、重曹を使う。粒子の小さな重曹が汚れを掻き出して洗い流す。
鼻の毛穴に汚れが溜まりますとと、黒ずんで参ります。
以下は、当該毛穴汚れの黒ずみには重曹が効く、という雑文でございます。
「鼻」というのは意外に汚れる器官であります。息を吸い込んだ際に埃や塵が入って参りますから、鼻周辺というのは結構な汚れ具合なのでございます。
加えて、「汗」でございます。これがまた毛穴汚れの原因となって、黒ずみや下手をすれば慢性的な炎症が起きて赤鼻に、果てには出来物が発生するという塩梅でございます。
手塚治虫の登場キャラクターに鼻がデコボコしたじいさんが出てきますが、これは鼻のケアを怠ったためでありましょう。
さて、当該毛穴の黒ずみや汚れのケアなのですが、重曹がなかなかの役立つなのでございます。
重曹と言いますのは、「研磨剤」としての役割がございます。
重曹を水に溶かすと「軟水」になります。とろみといえば言い過ぎですが、何ともさらっと滑らかな、手当たりのよい水になるのでございます。
それは、重曹の成分が粒子状に水に溶けて、水全体のキメが細かくなったから、という次第であります。
さて、洗顔をしているのに鼻が黒ずむのは、言ってしまえば、毛穴の中に洗顔料なり石鹸なり水の粒子が届いていない、つまり、それらは粒子が大きくて毛穴の汚れを掻き出せれていない、という塩梅です。
そこで粒子の小さい、『重曹』の出番なのであります。
本題の重曹の利用方法ですが、これまた実に単純で簡単です。
まず、コップなり洗面器なりに水を張っておきます。ちょっとでいいです。この水は、重曹を湿らすために用います。
そして、手の平に適当な量の重曹を、量が気になる繊細な方は、小さじ1くらいの重曹を手に置きます。
次いで、そのこんもりした重曹に、先の張った水を少しずつ垂らしていって、「ペースト状」にします。
注意というものではありませんが、たくさんの水を掛けるとすぐに解けてしまうので、ちょっとずつ水を掛けるようにしてください。
そうこうしてペースト状のものができれば、鼻の頭や横に擦り付けて、通常の洗顔をする、という塩梅でございます。
重曹の粒粒感がなくなってきたら、丁寧に濯いで終了と相なります。
重曹は言ってしまえばナトリウムで、ぶっちゃけ「塩」なので、少々洗い残っていても、肌のトラブルはないでしょう。
さて、洗い終わったら、鼻の周辺をまじまじと見てください。
おそらく、毛穴に溜まっていた皮脂がぽろりと掻き出されているのがわかるかと思います。中には、ごそりと黒ずんだ汚れが取れた方もおられるでしょう。
ま、こんな風に1週間も洗っていけば、鼻の黒ずみと毛穴の汚れが、だいぶ取り除かれるように思います。
市販の毛穴汚れ取りペーパーを買うよりも手軽だし、時間もそうかからないので、ピンと来られた方は試してみてください。
ちなみに、使用する重曹は「食用グレード」の重曹をお使いください。食用の重曹は、スーパー等のパン作りコーナーにあると思います。「タンサン」という名称で売られていることもあります。
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ちなみに、掃除用で@298円/kgが“かつて”の最安でした。今では、食用グレードで10kgで@263、15kgで@218なので、こっちを買ってます。
2012年7月4日 11:15 PM
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