体調不良や風邪の最たる原因は「寒暖差」だと、わたしは考えております。
つまり、人は、摂氏マイナス何度かの凄く寒い日や、湿度99%・気温38度の壮絶に暑い日には、体調不良や風邪になったりしないのでございます。
暑けりゃ暑いなりに、寒い日には寒いなりに耐えられるのが、わたくしたちの身体であります。
しかし、暑い-暑いライン/寒い-寒いラインには耐久性があっても、「暑い-寒い」や「寒い-暑い」が交互に来られると、途端にへばってしまうのであります。
一昨日も暑かった、昨日も暑かった、今日も暑い。こうした暑さ日和なら、人は体調を崩さないのでございます。「汗ばむねー」と茶飲み話になるくらいでございます。
同様に、寒い-寒い-寒いでも、「寒いねー、痩せたから寒さがこたえるよー」と嫌味話の1つになるくらいでございます。
しかし、これが、「暑い-肌寒い」や「寒い-少し暖かい」となると、事態は急変するのでございます。
わたくしは確信を持っているのですが、「寒い」から風邪を引くのではなく、「暑かったのに急に寒くなった」から風邪を引くような気がしてなりません。
暑さから寒さ、寒さから暑さの切り替わりというのは、おそらく、身体に大きな負担をかけているのでありましょう。
高負担であるから、調整が失敗して、体調不良や風邪を引くといった事態に陥るのだと考えてございます。
お勉強といいますのも、体力あって、体調あってできるものでございます。
逆を言えば、体力があって体調がよければ、お勉強ははかどる、という次第でございます。
お勉強をサボってしまう人というのは、何気に、気合や精神力ばかりを考えてございますが、もっとベースにある、体力や体調にも、意をお払いくださればと存じます。
寒暖差の調整に体力を大きく費やしているからこそ、お勉強に向かう力が残っていないのかもしれません。
この3日ほど暑かったが、今日は何だか肌寒い日には、めんどくさがらず、軽い上着を持って羽織っておくだけでも、下手な体力の消耗を防げます。
暑い日には、帽子を被ったり、まめに上着を脱いだり、塩と水を摂って、体温を調整したりします。
個人的には、3度の気温差で注意を、5度の差で要注意日として、まめに暑さ・寒さ対策をしております。わたくしの住んでいるところでは、数日、8度差があった日がありました。
寒暖差に気を付け出すと、ぐっと身体が楽に、もっといえば、寝込むこともなくなったように思います。
ということは、ぐったりと疲れて勉強ができない、なんてことが防げるという塩梅でございます。
わたくしは、下手な健康食品や健康グッズよりもはるかに、「寒暖差ウオッチ」の方が、健康的でいられるように思います。
2012年5月7日 11:47 AM
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