頭がぼおっとしているときというのは、何ともお勉強の方が捗らないものでございます。
頭が、何だか霞がかかっていて、100%動かない状態のときは、「やるべきこと」を選ぶべきかと存じます。
まず、筆頭に挙げられるのは、「負担が少ないことをやる」でございます。
莫大なページ数を読んだり、試験科目の中でも有数の難易度のところは、手を付けない、パスする、他の日にやることにする、といった塩梅でございます。
次に、「新しいことはしない」でございます。
新しいことの理解や読解と言うのは、結構、脳に負担を与えるものでして、頭がボンヤリしていると、なかなか入っていかないものでございます。
ですから、新しいことは、頭が疲れておらず、しゃんとしているときにやることにする、という寸法でございます。
逆を言えば、頭がぼおっとしているときは、「既知のことをする」といった塩梅であります。
そう、復習をしたり、テキストを読み直したり、用語の確認をしたり、問題集の中から苦手そうなものをピックアップして解く、という次第でございます。
こうした作業は、新しいことを勉強することに比べたら、「負担」が少ないですから、何とかやれるし、やっても功があるというわけであります。
よくよく振り返れば、頭がしゃんとしていても、新しい単元や新しい用語や語句、公式や定義というのは、憶えられないのですから、頭がぼおっとしているなら、更にできなくなるのは必定でございます。
なら、「ぼおっ」としていても、できて験のある作業を探すべきかと存じます。
個人的なことを言うと、意外に「ぼおっ」としているときは、暗記や記憶の作業に向いているように思います。
というのも、暗記や記憶は、要は何度も読んだり書いたりする『単純作業』であるので、「ぼおっ」としていても、何とか頭に印象付けられるといった次第でございます。
足が痛いときは走らないのと同様に、頭の状態に適したお勉強をチョイスすれば、時間とお勉強の費用対効果が上がるように考えます。
2012年5月21日 12:11 PM
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