寒さ対策の、その2でございます。
次は、手元に注目でございます。
意外に見落としなのが、手元のスースー感でございます。
腕部で作られた熱は、袖の部分から逃げに逃げております。
ジャンパーといった防寒着は、得てして、袖の部分が狭まってございます。
それは、熱を逃がさないがためでございます。
そもそも、ジャンパーそれ自体は暖かくないのでございます。ジャンパーが体温を逃がさない作りになっているだけ、でございます。
暖かさというのは、体温保持いかんによる事を、お見知りおきくださればと存じます。
しかし、袖がそばまったジャンパーを、室内にて着るわけにも行きません。
そこででてくるのが、手首のサポーターでございます。
手首にサポーターを巻くと、腕部の暖まった空気を逃がさないので、かなり体感温度が違って参ります。
大層な医療用・スポーツ用のものでなくても結構です。100円ショップに売っている安いもので、十分に用を満たします。
100円ショップのものだと気兼ねなく使えますし、汚れても買い替えればいいので、気も楽でございます。
手首にサポーター方式は、すぐにできる防寒でありますので、是非、お試しをば。5分で、暖かさを実感できることでしょう。
次の防寒は、以前申しましたが、腰にジャンパーか衣服を巻きつける防寒方法でございます。
腰に何か巻いておくと、そこにもう1つ、空気の層が生まれます。
その空気の層が、逃げ出した熱を捉え直すと申しますか、保つといいますか、最後の最後まで、体温を逃がさないようにするのでございます。
腰の冷えというのは、おそらく、多くの人があまり感じないように存じます。
しかし、感じないから「冷え」が存在しないというわけでもなく、腰が冷えているのは間違いありません。
お風呂に入ったときに、腰部にお湯の温かさが染み入るように感じる方は、日常でおもっくそ冷えていると考えてよろしゅうございます。
腰の冷えは、内臓の冷え、腰痛の発生・悪化、疲労の蓄積、代謝の低下、そして、「痔」の危険性と、本当にろくなものがございません。
座ることの多い現代人は、『腰は冷やさない』ことについて、よくよく留意すべきかと存じます。
腰痛等が悪化して慌てて治療に走るより、冷やさないために張るカイロでございます。
ちなみに、このカイロですが、出先・外におきましては、首の後ろっかわに貼り付けておくと、本当にぽかぽかとします。
知らない人は是非お試しください。疲れ方が、全く異なってくるように思います。
なお、カイロは肌の近いところに張るものですので、100円ショップのものだと信用に欠けます。
ドラッグストアや量販店にて、国産のメーカー品を纏め買いすることを推奨させていただきます。
低温やけどや肌のトラブルがあってからだと遅いので、よくよくご注意くださいませ。
以上、お勉強の際の、防寒ネタでございます。
寒さは本当に一工夫で変ってまいりますので、お試しくださればと存じます。
2010年12月14日 9:26 AM
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