本問は『消費税』の処理です。前提の仕訳さえ切ることができれば、解答できます。基礎・基本的なものなので、難しいところはありません。
◇問題◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
ところで、「借方」は「左がわ」で、フォーク・お茶碗・スマホを持つ方です。
対して、「貸方」は「右がわ」で、ナイフ・お箸を持ったり、配偶者にクリームを塗るときの方です。
前提の仕訳を、まずは、把握することに努めましょう。
「仮受消費税」は、消費税を受け取ったときに使います。
たとえば、売り上げたときの仕訳を切って見ましょう。
消費税が10%で、「100,000」の現金売上があったとすると…、
借方:現金 110,000
貸方:完成工事高 100,000
貸方:仮受消費税 10,000
…といった仕訳が切られるわけです。
んなもんで、決算時には、「貸方」に「仮受消費税」が計上されているわけです。
同様に、「仮払消費税」の期中の仕訳を切ってみましょう。
消費税が10%で、「50,000」の機械を現金で買ったとすると…、
借方:機械 50,000
借方:仮払消費税 5,000
貸方:現金 55,000
…といった仕訳が切られるわけです。
んなもんで、決算時には、「借方」に「仮払消費税」が計上されているわけです。
問題文には、「期末における仮受消費税「□」で仮払消費税¥125,300であるときに、未払消費税は¥28,500である。」とあります。
決算時では、先の「仮受消費税」と「仮払消費税」の反対仕訳を切ります。
んで、その時の差額が、「未払い消費税」となります。
反対仕訳ですが、先に見たように、仮受消費税「□」は、「貸方」に計上されています。
んなもんで借方に仕訳を切って…、
借方:仮受消費税 □
…と相なります。
んで、仮払消費税¥125,300は、先に見たように、「借方」に計上されています。
んなもんで、貸方に仕訳を切って…、
貸方:仮払消費税 125,300
…となります。
んで、最後の「未払消費税」の¥28,500ですが、これは負債勘定なので、「貸方」にあります。
よって…、
貸方:未払消費税 28,500
…と相なります。
先の仕訳をまとめると…、
借方:仮受消費税 □
貸方:仮払消費税 125,300
貸方:未払消費税 28,500
…となります。
貸方の合計は、「125300+28500」の「153,800」です。
んなもんで、借方も、「153,800」となります。
よって、仮受消費税「□」は、「153,800」となります。
答えは…、
…です。
1問:売買目的有価証券・・・「ふつう」。
2問:営業外支払手形・・・「ふつう」。
3問:購入時材料費処理法・すくい出し方式・・・「ふつう」。
4問:貸倒処理・・・「難」。
5問:新株発行・・・「ふつう」。
1問:本支店会計・内部利益・・・「ふつう」。
2問:工事進行基準・・・「ふつう」。
3問:消費税・・・「ふつう」。
4問:配当処理・・・「ふつう」。
1問:計算問題・・・「ふつう」
理論問題・・・「ふつう」
精算表:インデックス・ポイント・・・「ふつう」。
精算表:設問1・・・「やや難」。
精算表:設問2・・・「ふつう」。
精算表:設問3・・・「難」。
精算表:設問4・・・「ふつう」。
精算表:設問5・・・「ふつう」。
精算表:設問6・・・「ふつう」。
精算表:設問7・・・「ふつう」。
精算表:設問8・・・「ふつう」。
精算表:設問9・・・「ふつう」。
精算表:設問10・・・「難」。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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