本問は『総合償却』の問題です。ときどき思い出したように出題されるのが、「総合償却法」です。過去に出題実績がそこそこあるので、遺漏なく、押えておきましょう。
◇問題◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
まず、「要償却額」から見ていきましょう。
問題文には…、
機械装置A(取得原価¥6,300,000 耐用年数7年 残存価額ゼロ)
機械装置B(取得原価¥3,800,000 耐用年数5年 残存価額ゼロ)
機械装置C(取得原価¥1,500,000 耐用年数3年 残存価額ゼロ)
…とあります。
3つとも、残存価額ゼロなので、取得原価をそのまま使います。
A・B・Cの取得原価を合計すると、「6,300,000+3,800,000+1,500,000」で「11,600,000」となります。
次に、「年償却額」を求めます。
問題文には…、
機械装置A(取得原価¥6,300,000 耐用年数7年 残存価額ゼロ)
機械装置B(取得原価¥3,800,000 耐用年数5年 残存価額ゼロ)
機械装置C(取得原価¥1,500,000 耐用年数3年 残存価額ゼロ)
…とあります。
機械装置Aは、「6,300,000/7」で「900,000」となります。
機械装置Bは、「3,800,000/5」で「760,000」となります。
機械装置Cは、「1,500,000/3」で「500,000」となります。
合計すると、「900,000+760,000+500,000」で「2,160,000」となります。
平均耐用年数を求めます。
本問では、「加重平均法」が指定されています。
「11,600,000/2,160,000」で「5.37037037…」となります。
問題文には、「なお、小数点以下は切り 捨てるものとする。」と指示されているので、「5」年が答えとなります。
答えは…、
…です。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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