本問は、「材料貯蔵品(すくい出し式)」の問題です。第35回試験の第1問‐仕訳問題の5問目。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
◇問題◇
◇勘定科目群◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
ところで、「借方」は「左がわ」で、グローブをはめる方です。
対して、「貸方」は「右がわ」で、配偶者を壺に入れるときの方です。
第5問の精算表の問題でおなじみの処理です。
問題文には、「材料費については購入時材料費処理法を採用し、仮設材料の消費分の把握については、すくい出し方式によっている。」とあります。
要は、使った仮設材料は、「未成工事支出金」に振り替えてるってな塩梅です。
んで、仮設材料で使う勘定ですが、「」を見ると、「材料貯蔵品」があるので、これを使うことがわかります。
要は、以前に…、
借方:未成工事支出金 ×××
貸方:材料貯蔵品 ×××
…くらいの仕訳が切られていた、ってな次第です。
問題文には、「工事が完了し倉庫に返却された仮設材料の評価額は¥180,000 であった」とあります。
要は、戻ってきた仮設材料¥180,000を、「未成工事支出金」から振り替えたらいいだけです。
先に見たように、要は、以前に…、
借方:未成工事支出金 ×××
貸方:材料貯蔵品 ×××
…くらいの仕訳が切られているわけです。
仮設材量が帰ってきたのですから、これの反対仕訳を切ればいいだけです。
仕訳は、「資産の増加」と「資産の減少」なので…、
借方:材料貯蔵品 180,000
貸方:未成工事支出金 180,000
…となります。
記号を付与すれば、答えは…、
…です。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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