独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

無理をしないでやってみる

理想のお勉強は、無理をしなくても出来るようになることでございます。
つまり、やる気がゼロでも机の前に向かい、椅子に座り、おもむろにテキストや問題集を開けるようになれば、合格の切符は頂いたもの同然でございます。
切符の到着が、ただ遅れているのと等しくなるのでございます。
無理をするというのは、精神的にがんばることでございます。
「がんばろう!」「やらなくちゃ!」という発奮は、ニトログリセリンによってイグニッション(発火・点火、つまりエンジンの起動)しているだけに過ぎず、何度も繰り返せば、スグにエンジンはお釈迦になってしまうものでございます。
無理をして気合を入れてやるお勉強は、10回中、3回はうまく行くものでございます。
しかし、残りの7回は途中でへばってしまうものでございます。いわゆる、「中折れ」でございます。
仏門に惹かれる瞬間とはこのようなときでございます。
また、そのときのお勉強がなんとかこなせれても、翌日のお仕事やお勉強に支障を生みがちなのが、無理を効かしたお勉強なのでございます。
理想は、やる気がなくてもお勉強を進めることができ、ある程度の結果である納得や理解、記憶を得ることでございます。
そう、お勉強とは、必ずしも「やる気」が絶対条件なのではないのでございます。
無理して気張らなくても、お勉強をすることはできるのです。
簡単にいいますと、100のエネルギーがあるとして、精神的に「がんばらないと!」と思わねば奮い立たないときは、その心的な発奮にエネルギーの40%が投下されるのでございます。
残りは60。当然、お勉強にまわされるエネルギーは、少なくなってしまうので、アウトプットは低下するのが自然でございます。
無理のないお勉強とは、抵抗の少ないお勉強でございます。
抵抗を少なくするためには、生活とお勉強との折り合いを、見いだすことでございます。

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できなくてもやってみる

お勉強というのは、どうしても日々の積み重ねの連続となるものでございます。
ときには、お勉強の内容ができなかったり、わからなかったりするものでございます。
しかし、このような壁や障壁があってもお勉強は続けねばならないのでございます。
わたくしたちのいう、「わかる」とは至極曖昧なものでございます。
「わかる」というモノは、少しも劇的なところがございません。
猛然と悟るというものでもなく、小躍りするものでもなく、バーゲンやセールでの「うはぁ?!これが3割引?ドーシヨー?!うわ!コレこんな安いの??」という高揚感もございません。
「わかる」状態に至ったときは、普通なのでございます。
普通というと曖昧至極でございますが、ほんと、わかるに至ったときは普通の感覚しかもてないのでございます。
「A?!△△つーことやろ」
「〇〇は××やん」
てな感じで、疑問の余地がないように思うに至ったときにはじめて、わかったというのでございます。
このようなわかった感を得るまでには、長いお勉強のぐだぐだタイムを過ごさねばなりません。
お勉強は、毎日毎日の積み重ねでございますが、だからといって、毎日毎日、実力が向上しているものではないのでございます。
やったけど できない
憶えたけど 忘れる
理解したけど わからなくなる
お勉強のほとんどは、ひっついたり離れたりを繰り返す男女のモドキでございます。
お勉強の1回1回は、精力を投入しなけばなりませんが、期待はしないことでございます。
お勉強をしていくにあたっては、ラッキーチャンスをいう考え方が有用でございます。
お勉強のラッキーチャンスとは、猛然と(このような表現がピッタリ)わかりだす時間・機会のことでございます。
つまり、突然、実力が伸びるラッキーな時間を掴むのが、お勉強の時間であると考えるのでございます。
ラッキーな実力アップ期間は、当然、参加した者にしか与えられないのでございます。
ヨコから入ってきても、お勉強の神様は公正でございますから、よこしまな者には雷を落として追い払うものでございます。下手をしたら祟られます。
(補足:菅原道真です^^)
ラッキーチャンスは、宝くじと同様で買わねば当たらないものでございます。
ですから、毎日たんたんと、できようができまいが、お勉強を進めるのが吉なのでございます。

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目の前だけをやってみる

「筆が縮む」という表現がございます。
絵をうまく描こうと意識しすぎて、のびのびと描けていない様を表しております。
アレコレ考えて逡巡した絵のタッチを、「筆が縮んでいる」と表現したのは、言い得て妙と存じます。
お勉強にも、アタマが縮むといいますか、ココロが縮むといいますか、自分の持っているやる気をスムーズにお勉強に投入できないことが多々ございます。
うまくやらないと
速くやらないと
速く憶えないと
正確に憶えなければ
正解しなければ
計画が遅れている
そして、最後にはごうかくしなくては!と思うようになるのでございます。
プレッシャーはお勉強とは切っても切れないものでございます。
しかし、全くの事実でございますが、このようなプレッシャーがあってお勉強がうまく行くのは、100回に1回くらいなのでございます。
プレッシャーは、ごくごくたまに、発奮の材料になりはしますが、たいがい、やる気のエネルギー漏れを起すだけでございます。
そうして、がんばった割には、なんとも不完全燃焼で終わるものでございます。
ぶっちゃけいうと、邪魔でございます。
目の前の作業をやるにあたっての不用意なプレッシャーは。
ぶんぶん飛び回るハエやプーンとうるさい蚊以上に邪魔をしているものがあることにお気づき下さい。
結局のところ、そんなプレッシャーから影響されて、追い立てられるようにアレコレお勉強しても身になることは少なかろうというのが実感でございます。

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