ボストンバッグに荷物を詰め込んだ人、たいそうな荷物を持って本試験に臨まんとする人がいます。
気持ちは良くわかります。
先だってのススメでは、外でお勉強をするときには、荷物を少なめ目にということをお伝えいたしました。
アレもコレもという意識は、疲れるだけでお勉強の中身が空虚になりがちだからでございます。
本試験のときでも、「アレもコレも」心理が働きます。
何かやり足りない、そんな気持ちが、巨大なボストンバッグに通じているのでございます。
とはいえ、不足感・焦燥感は、全ての受験生が共通して持っているものでございまして、多くの受験生は、コレまでに培ってきたもので、カバーしているのでございます。
基本的に、お勉強は努力の産物しかないわけでございます。
よく、本試験時には、「合格だけを考えた」方がよいといわれますが、この警句が意義を有するには、「お勉強をしてきましたよ」という物理的な現実があってこそなのでございます。
準備不足
時間不足
作業不足
不足不足の連続で、お勉強の絶対数がないならば、「合格だけを考え」ても詮無き事でございます。
わたくしが思いますに、本試験時にアレもコレも持って行きたくなるときは、試験の準備不足・物足りなさをカバーせんとする足掻きでございます。
あがきは結構でございます。
しかし、あがくならもっと次に資するあがき方をせんではないか、という次第でございます。
試験会場にたくさんテキストや問題集を持っていけば、準備不足をカバーできて、合格する可能性がアップするならば、3トントラックを手配した方が現実的でございます。
しかし、そうではないことは、小学生でもハナクソをほじりながらでもわかる自明の理でございます。
できないもの・ダメなものは、なにをしようとも、その時点では「ダメであり、できないもの」でございます。
わたくしたちにできることは、「次」どうするかでございます。
努力不足は、基本的に何をしようとも、絶対的な数の努力を覆い返すことは出来ません。
やった奴から受かる、それが試験の真髄でございます。
ですから、自分がやっていないと踏むのでしたら、次回の試験のために今回の本試験を生かさんとしたほうが、現実的かつ功利的なのでございます。
よーし、これだけは来年のためにおぼえよう
試験会場までの道は憶えた
こんな雰囲気なのね
他の人は、どんなテキストや問題集を使っているのだろう
ノートはどういう風に取ってるかしらん?
トイレの場所はどこだ
コーラの販売箇所は?
などなど、次の試験に活かせる情報は、そこかしこに落ちているものでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年10月10日 10:38 AM |
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外でのお勉強をするのも、よいものでございます。
カフェでテキストや問題集と格闘する女性の姿は美しいものでございます。
お勉強なさるお姿には、男性の視線を一身に集めるためにも、気をつけたほうがよろしいのでございます。
外でのお勉強でのポイントは、いかにシャープに、スマートに、エレガントに知的雰囲気を漂わせるかでございます。
どっさりと、テーブルにテキストや問題集を重ね拡げては、コーヒーが冷めるどころか、100年の恋も醒めてしまうものでございます。
「外でお勉強しよう!」といざ出かけんとすると、あのテキストも、あの問題集も、あのノートも、とかばんに何でもしまいたくなるのが人情でございます。
しかし、かばんに詰め込んでいいのは夢と弁当くらいでございまして、テキストや問題集などはあまり入れないほうがよろしいのでございます。
マックやカフェでのお勉強とはいえ、お勉強でございまして、ピクニックや行楽ではございません。
わたくしも「アレもコレも」かばんに詰め込むタチでございまして、重い目にあった割りには、進んだのはほんの数ページというのはざらなのでございます。
分析してみますに、外でもお勉強は、環境が変わって雰囲気が新鮮になるためか、意外に集中できて意外に進んじゃうものなのでございます。
ですから、もっとどっちゃりもって行けば、よりたくさんのお勉強効果を受け取ることができる、と考えたのがウンのつきでございます。
外のお勉強のときにアレもコレも持っていってしまいがちな人は、金の卵を産むニワトリのお話を思い出していただきたく存じ上げる次第でございます。
そう、金の卵を産むニワトリの中には、たくさんの金が入っているだろう、と思い立った愚かな男にはならないように申し上げるものでございます。
どっさりかばんに詰め込んで、重い目に遭っても、見た目はブサイクだし、お勉強効果もそれほどあがらないものでございます。
コンパクトすぎるかしらん?少なすぎるかしらん?くらいの準備で外に出るのがよろしかろうと存じ上げる次第でございます。
よりスマートに見せ、よりスマートのお勉強をこなすのが外のお勉強の醍醐味と楽しみ方でございます。
お勉強中の人の姿は、意外にみられているものでございます。
そこでどれだけ釘付けにするかでございます。
そして、いいお店の雰囲気作りに協力差し上げるレベルまで、到達するのがよろしかろうと考える次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年10月9日 10:53 AM |
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理想のお勉強は、無理をしなくても出来るようになることでございます。
つまり、やる気がゼロでも机の前に向かい、椅子に座り、おもむろにテキストや問題集を開けるようになれば、合格の切符は頂いたもの同然でございます。
切符の到着が、ただ遅れているのと等しくなるのでございます。
無理をするというのは、精神的にがんばることでございます。
「がんばろう!」「やらなくちゃ!」という発奮は、ニトログリセリンによってイグニッション(発火・点火、つまりエンジンの起動)しているだけに過ぎず、何度も繰り返せば、スグにエンジンはお釈迦になってしまうものでございます。
無理をして気合を入れてやるお勉強は、10回中、3回はうまく行くものでございます。
しかし、残りの7回は途中でへばってしまうものでございます。いわゆる、「中折れ」でございます。
仏門に惹かれる瞬間とはこのようなときでございます。
また、そのときのお勉強がなんとかこなせれても、翌日のお仕事やお勉強に支障を生みがちなのが、無理を効かしたお勉強なのでございます。
理想は、やる気がなくてもお勉強を進めることができ、ある程度の結果である納得や理解、記憶を得ることでございます。
そう、お勉強とは、必ずしも「やる気」が絶対条件なのではないのでございます。
無理して気張らなくても、お勉強をすることはできるのです。
簡単にいいますと、100のエネルギーがあるとして、精神的に「がんばらないと!」と思わねば奮い立たないときは、その心的な発奮にエネルギーの40%が投下されるのでございます。
残りは60。当然、お勉強にまわされるエネルギーは、少なくなってしまうので、アウトプットは低下するのが自然でございます。
無理のないお勉強とは、抵抗の少ないお勉強でございます。
抵抗を少なくするためには、生活とお勉強との折り合いを、見いだすことでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年10月6日 9:41 AM |
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