第2種電気工事士の筆記試験の法令科目「電気工事士法」の「電気工事士でなくてもできる軽微な作業」は、最頻出問題です。確実に点を取りたい当該単元には、憶え方にコツがあります。本ページでは、「暗渠は注意」をキーにその要領を述べていきます。
| カテゴリー: 第2種電気工事士 | Tags: 第2種電気工事士, 2電工筆記‐軽微作業, 2電工筆記・法令
「軽微作業(電気工事士でなくてもできる作業)」は、電気工事士法で、そこそこの出題実績があります。
本論点の攻略方法の2つ目は、「暗渠は注意。個別に憶える」です。
先の「軽微作業(電気工事士でなくてもできる作業)の憶え方1-「テキストに詳しい説明があったか~?」にて、テキストの掲載の有無で判別する方法を紹介しました。
しかし、これが通用しない規定があり、それが、「暗渠」です。
結論から言うと、「地中電線用の暗渠または管を設置し、または、変更する工事は、軽微作業である」と、丸暗記してください。
注意してほしいのは、「電気工事」の「地中埋設工事」です。
両者とも、同じ埋めたり掘ったりする工事ですが、「暗渠の設置工事」と、「地中埋設工事」とを、混同しないでください。
地中埋設工事は、いうまでもなく、電気工事士の独占業務です。
対して、暗渠の設置工事は、軽微作業であり、電気工事士でなくてもできる作業となっています。
たとえば、「地中電線用の暗渠または管を設置し、または、変更する工事は、電気工事士でなくてはできない」なんて選択肢に、遭遇したとしましょう。
この場合に、憶え方の「こんなの、テキストに載ってたか~?」を使ってしまうと…、
(あれー、何か、埋める工事があったよなー)とか…、
(道路みたいな重量のかかるところは、1.2メートル以上に埋設で、庭的なところは、0.6メートル以上の深さだったよなー)…、
…と、こんな風に考えてしまい、「○」と判別しかねません。
しかし、「地中電線用の暗渠または管を設置し、または、変更する工事」は、軽微な作業です。
当該規定だけは、「こんなの、テキストに載ってたか~?」が使えませんので、先述したように、暗渠は軽微くらいに、丸暗記してください。
2016年3月15日 10:01 AM
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