第2種電気工事士の『法令』は、過去問で問題演習をするのが、最も手っ取り早い。試験の傾向がわかれば、出るところを集中できるので、法令が苦手な人でも点を確保できる。
結論から言うと、第2種電気工事士の法令の勉強方法は、「過去問で問題演習をすること」に尽きます。
過去問を解くことで、“どういう問題が出るか”がハッキリするからです。
ところで、わたしは、社労士や行政書士、宅建といった法律系資格を取っており、多少、“法令”なるものに苦手意識があまりないのです。
それでも、“どういう風な問題が出るか”が不明だと、間違えるのです。
たとえば…、
…といった問題です。
実はわたし、この問題で(なんだこりゃ???)で、10分ほど考え込んで、最終的に、間違えました。
答えは「4」なのですが、わたしのこれまでの試験経験では、細々した語句の定義や要件が問われることはあっても、まさか、“法律名”が問われたことがなかったのです。
ですから、アレアレアレ~わからんぞ?となって、間違えた次第です。
「法令」というものになじんだ者でも、『どういう問題が出るか』が、よくわかっていないと、点が取れないのであります。
ですから、過去問で問題演習をして、『敵を知る』ことが、最も“楽な勉強”となるのです。
もっというと、「テキストを読んで憶えて問題を解く」ではなくて、「先に過去問をやってからテキストをおもむろに読んでいく』くらいでいいです。
テキストにはコチャコチャ書いていますが、飛ばし読みで済ませて、果敢に過去問を解いてみてください。
先に過去問を解く方が、明らかに点が取れるようになります。
法令は、ほぼ例年、同じような問題が出ます。
ボリュームもそれほど多くありません。
本試験では、例年3~4問前後の出題であり、市販の過去問では20問か30問くらいしか掲載されていないので、『やりやすい』のと『制覇しやすい』試験科目です。
ですから、仕事が忙しくて時間がない人やテキストの細かい文字を見たくない人、本試験まで時間のない人は、内容の理解は“合格後”にすることにして、問題と答えとを憶えてしまいましょう。
法令を全部捨てるのは、実にもったいないです。
答えを憶えるだけでも、1~2点は取れます。
晩酌ついででよいので、理解などは度外視で(後回しで)、機械的に『問題文と解説と答え』を憶えてみてください。
法令で1問取れたら、それだけ『捨て問』も1問増えるので、大きなアドバンテージとなります。がんばってください。
なお、どういう過去問を使えばよいかは、「第2種電気工事士・筆記試験のテキスト・過去問」を参考ば。
2015年9月17日 11:17 AM
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