ハッカ油を水で溶かして作るハッカ水は、家庭用の虫よけスプレーになる、という次第です。
まず、霧吹きを用意します。
100均ので十分です。
霧吹きに100ccくらい水を入れ、ハッカ油を2~3滴入れ、振ります。
振り終わって白くなったら、再度、水を50~100cc入れて、また振ります。
これで、家庭用・虫よけハッカスプレーのできあがりです。
作り方にいろいろ数字を入れていますが、ぶっちゃけ分量は、適当に目分量でいいです。
まあ、ハッカ油の入れすぎだけ注意したらいいです。
さて、当該ハッカスプレーの使い方ですが、まんま市販のスプレーのように使います。
たとえば、庭・ウラ・ベランダに出るとき、ガレージや自転車置き場や物置に行くときに、手足にシュシュッとハッカ水を吹き付ければ、メンソール香が虫を追い払ってくれます。
ちょっと外に出るだけなのに、蚊に刺されたり配偶者にブンブンされるのは、いい気持ちはしません。
市販の虫除けをつけるまではないときに、当該手軽なハッカスプレーをお試しください。
なお、当該ハッカスプレーは、『家庭用』です。
反対に言うと、登山やハイキングなどの、本格的な虫よけ用途には使えない、という次第です。
というのも、当該ハッカスプレーは、効果時間が短いからです。
ハッカ油は揮発性があるので、時間の経過とともに蒸発してなくなってしまいます。
霧吹きでしゃしゃっと吹き付けただけでは、持って20分なので、長時間の用途には向いていません。
また、ハッカ油は字の通りに、「油」ですので、水と分離します。
このため、使うたびに、霧吹きを振って混ぜ合わせなければならず、1手間かかってしまいます。
次に、劣化が激しいので、日数が持ちません。
ハッカ油自体が変質しやすいので、日光や照明に当たると、効果が薄れてしまいます。
ですから、一度作れば何週間も持つ、ということにはならず、ちょくちょく作らないといけない手間がかかります。
こんな次第で、『家庭用』と銘打っている次第です。タイトルで「中品質」と銘しているのは、以上の3つの理由からです。
とはいえ、ちょっとした虫よけには絶大なパワーと手軽さがあり、蚊をはじめ、ほとんどの虫は寄ってこないはずです。
市販の虫よけスプレーに比べると、品質は落ちざるを得ませんが、それでも全然コストはかからないので、日常利用でハッカスプレーを試してみてください。
なお、目や口といった粘膜付近への拭きつけは、ひりひりしますのでご注意ください。
あと、大丈夫とは思いますが、敏感肌の方がはじめて使う際は、ひじでパッチテストをしてご利用ください。
わたしも最初は怖かったのでひじで試して、使うようにしました。
ハッカ油の相場は500円前後というところです。
参考:アマゾン-ハッカ油
2015年7月6日 10:05 AM
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