ごく単純ながら、大いに資する、コロンブスの卵的な重曹利用です。
肉を焼いたり野菜を炒めたり、フライパンは油で汚れる器具です。
で、大方は、調理後に水を張ってしばらく置く、くらいが油汚れ対策だと思われます。
ここで、重曹の登場。
フライパンが油で汚れたら、重曹を振りかけて水を張るという塩梅です。
ご存知の通り、弱アルカリ性の重曹は、酸性である油汚れに強いです。
まあ、強いと言うよりかは、単純に、アルカリが酸を中和しているだけなのですが、実に手軽に、油汚れを取り除けるのでした。
まず、“先に”重曹をフライパンに振り掛けるのがコツです。
先に重曹を振って水を張れば、いちいち、重曹をかき回して溶かすという手間がかかりません。
で、もうひとつのコツは、油で汚れたものは、重曹水を張ったフライパンにぶち込んでしまえ、という寸法です。
フライパンを使うときは、フライ返しや菜箸その他を使うもの。
当然油で汚れているわけですが、それらも、フライパンにそっくり漬けてしまえば、そこで油が分解されますから、いざ洗い物のときに、軽くこするくらいで汚れが落ちる、という塩梅です。
フライパンに振り掛ける重曹の量は、適当でいいです。
少なくてもそこそこ効果がありますし、多くても支障があるわけではありません。
ちなみに、わたしは、下に挙げた画像のような、100円ショップで売っている塩・コショウ入れを、重曹ふりかけに使ってます。
指が粉だらけにならなくていいので、とても便利です。野菜を洗うときにも使ってます。
ま、こんな次第で、フライパン等々の油汚れには、重曹という雑文でした。当然、鍋などにも使えますんで、ご参考までに。
念のため言っておきますが、口にするところの利用なので、食用グレードの重曹をご利用ください。
参考:食用グレード 重曹
2015年3月16日 3:35 PM
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