工夫をすれば疲れが抜ける「騙しの疲れ」のときは、さっさと体力・気力を回復させて、勉強に着手する。本当に疲れているときは、休む。疲れ方を区別する。
| カテゴリー: 勉強ワンポイントアドバイス | Tags: 疲れ
疲れには、2つの種類があるように思います。
「本当の疲れ」と、そうでない「騙しの疲れ」の2つです。
(あー疲れた)と思って、だらだらすることは多々ございます。
お勉強というのは、こうした「だらだら時間」をいかに活用するか、勉強時間に回していくかが慣用です。
しかし、「だらだら時間」のすべてがよくないわけでなくて、“正当なだらだら”というのはあるものでございます。
それは、本当に疲れているときであります。
精も根も使い果たしたか、それか、そろそろ体力が底を付くようなときには、だらだらとして身体から緊張を抜くのは、実に有意義で、意味のある時間の使い方であります。
休むべきときには休むのが、一番よいです。
もっといえば、休むことを知っている人だけが、何を、いつ、どうやれば最も効率が高まるかを知っているのであります。
本当に疲れているのなら、だらだらする。それが正解です。
苦学はやりたい人はそうすればいいですが、決して、効率のよいやり方ではないことを、頭の片隅においておきましょう。
さて、対して、「騙しの疲れ」です。
表面的で、深いところには根ざしていない疲れを指します。
本当は疲れてないのに、「疲れたこと」にして、だらだらするのはよくありません。
「本当に疲れてはいない」とは、「回復可能の疲れ」のことです。
「騙しの疲れ」は、熱いお風呂に入るか、熱めのシャワーか足湯でもすれば、取れてしまう疲れです。
その他、甘いものを食べたり、酢を飲んだり、薄いアルコール(薄めたワイン)でも摂取すれば、すっと身体の重みが取れることは多々あります。
こうした「騙しの、回復可能な疲れ」の場合は、さっさとお気に入りで自己流の「体力回復術」で疲れを抜いて、お勉強に入ればいいのです。
お勉強をするかしないか、この時間を勉強にまわすべきかどうかは、「疲労」の性質から、ご判断くださればと存じます。
はずれは少ないです。
2012年11月19日 10:34 AM
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