結論から言うと、「むず痒い」皮膚の悩みには、重曹が効くという雑文でございます。
虫に刺されてもいないのにむず痒い、または、赤みがかっていてむず痒い、乾燥もしてないのにむず痒い、何かにかぶれているわけでもないのにむず痒いという方は、以下の雑文が役に立つかもしれません。
また、痒み止め代が負担になっている方にも、朗報になるかと思います。
用意するもの2つ。
1つ目は、当然のメイン素材の重曹です。
皮膚に塗るものなので、食用の食品添加物用の重層か、医局方の重曹を用意します。
当該重曹の価格は、500グラムで200〜300円、高くても500円が相場です。
まあ、掃除用重曹でも支障はないと思いますが、避けたほうが無難でしょう。
そして、次に用意するのは、100円ショップで売っている、プラスチック製のミニポンプ?です。
これは、化粧品用具コーナーに置いてある雑貨で、押すと中の溶液が飛び出てくる液体収容器であります。
旅行の際に、愛用している乳液や化粧品を持っていくための物、であるようです。
ま、とりあえず、「水に溶かした重曹を手軽に、適量を取り出せることのできるポンプ的な容器」であれば、なんでも結構です。
で、当該容器に、重曹を少々入れます。「数字」でないと不安という人は、5グラムを入れてください。
計量の匙の「少々」を1杯ですね。
重曹を入れたら水をほどほどに、容器の8割くらいまで注いで、容器を振って溶かします。
これで、「むず痒いに塗る重曹水溶液」の完成です。
いつものむずむずっとした痒みが生じたら、当該ミニポンプを押して、重曹水溶液を手の平に出します。
そして、もう一方の手で、こねこねして手の平で伸ばしたら、むず痒いところに塗りたくります。
そうすると、なぜだか痒みが引いていくのであります。
もちろん、当該重曹液の理由は、一時的ですし、快方に到るというものでもありませんが、むず痒さは確かに薄まるのであります。
どうして重曹がむず痒さを取り除くのかはわかりませんが、事実として、むず痒さは抑えられるように体感しております。
重曹の値段は、食用や医局用でも、あって無きが如きコストであります。
用意する容器も100円ショップで確保できるので、まあ、500円玉1枚あれば、当該重曹液によるむず痒み対策は可能であります。
わたくしはこれまで、痒みにはキンカンを塗っておりましたが、当該重曹の利用を知ってからは、格段にキンカンの利用が減っております。
「むず痒い」からつい掻いてしまって、さらに「痒みが増す」という悪循環にある人は、手軽でほとんどコストもかからない、重曹水溶液を塗ってみるのを、推奨するものであります。
わたくしは、試す価値があると思います。
なお、「こういったもの」の作用には個人差がございます。
わたくしは、重曹で歯磨きをしているくらいなので、重曹水を塗っても、皮膚のトラブルは全くありませんでした。
しかし、「個人差」というものがございます。塗ってみて相性が悪いことも考えられますので、その際は利用を控えてください。
肌のトラブルが心配な方は、医局用の最も不純物の少ない重曹を利用するとよいでしょう。
まあ、まずは、配偶者で試してみてください。
最後に、注意してほしいのは、使用期限です。
「水に重曹を溶かしただけ」なので、水が腐れば、当該水溶液も腐ります。
夏場なら3日経ったものは捨ててください。冬場なら1週間以上はもちますが、こまめに作り直したほうが賢明でしょう。
ぶっちゃけ言うと、「タダみたいなもん」なのだから、肌トラブルの危険を冒してまで、古いのを使う必要はないように思います。
重曹水は排水溝の消臭にもなるので、ぱぱっと作り直していきましょう。
2012年10月13日 8:24 PM
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