日に2回以上洗濯をするのなら、1回目の洗濯は、重曹をたっぷり入れた強重曹洗濯をして、2回目以降は、適度に重曹を入れた弱重曹洗濯にする。臭いの強度に応じて洗濯をする。
家族の人数が多いと、比例して増えるのが、汚れ物・洗濯物であります。
家庭によっては、日に2回も3回も洗濯をするご家庭もあることでしょう。
ぶっちゃけ、洗濯など適当にやればよいのですが、「やる」からには、もっと合理的にやってみようというのが、当該雑文の趣旨でございます。
さて、タイトルにありますように、1日に複数回洗濯をするのなら、重曹をたっぷり入れた「強重曹洗濯」と、重曹を1~2さじ程度の「弱重曹洗濯」にしてみるよう、ご助言いたします。
重曹をたっぷりと入れると、やはり、臭いの落ち方とともに、臭いの残留具合も変わってきて、以前のような“異臭源”になり難くなります。
しかし反面、水の粒子が細かくなるためか、色落ちの方も加速するのであります。
十羽一絡げに「洗濯物」といっても、ひどく汚れているものからそれほどでもないもの、臭いのきついものからそうでないものまで、加えて、色落ちしてほしくないものから、別に色が落ちても支障がないものまで、多々ございます。
そこで、洗濯の際は、区分して洗っていこうという次第です。
たっぷり強重曹の洗濯には、特に夏場に臭い出すタオル類やバスタオル、肌着類に実に適しております。
どさどさっと重曹を入れて洗うと、犬のようにクンカクンカ嗅がない限り臭いを感じなくなるほど、臭い問題は解消します。
肌着類も、たっぷり重曹で洗っておくと、かなり、異臭化する時間を延ばす事ができると、実感している次第でございます。
こうしたものはたっぷり重曹で洗い、そうでない洗濯物は、重曹のコストも馬鹿になりませんから、少量の重曹で洗おう、という次第でございます。
当該強弱双方の重曹洗濯をする最大のコツは、「分類を済ませておく」であります。
山盛りの洗濯物の中から、これは強重曹、これは弱重曹と分類することほど、手間のかかることはありません。
ですから、最初から、「強重曹用の洗濯籠と弱重曹用の籠」とを並置するのであります。
要は、ホームセンターでプラスチックの洗濯籠を、1000円か2000円出してもう1つ買ってくるだけでございます。
分類の指示を家族が守るかという点は、ほぼ大丈夫です。
ま、小学生の低学年なら、「臭いのきつくなるアレとコレはこちらの籠に入れよ」といっても、99%守りません。しかし、子どもは体臭がきつくないので、別段構わないでしょう。
いわゆる、中学生・高校生以上、そして、社会人ともなれば、「臭い」というのは、社会生活においてかなりの「利害」を伴います。
ですから、「臭ってほしくないものはこちらの、デンジャラスを示す赤テープ(黄色や黒でも○)を貼った洗濯籠に入れるように」と言っておけば、自分の利害に関することですから、きっちり守るものでございます。
何を言っても馬耳東風の年頃でも、「臭いよ」は効く筈です。
かくして、分類が済んだ「異臭洗濯物」には、カップでばっさばっさと重曹を入れて洗い、その他の洗濯は、控えめに重曹を入れて洗うという塩梅なのであります。
「洗ったはずなのに臭う」というのは、結構なストレスですので、家族の構成員に利害を説き、合理的な洗濯をなさってくださればと存じます。
夏場だけでも分けて洗えば、2度洗いの手間も少なくなる所存でございます。
よき重曹ライフを!
2012年7月13日 11:41 AM
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