| カテゴリー: 勉強ワンポイントアドバイス | Tags: 勉強, 片付け, 集中
いざお勉強!となると、なぜか、部屋の散らかり具合や机の上のぐちゃぐちゃ振りに、神経と目が行ってしまう方がおられるかと存じます。少なくとも、このわたし自身が、そうでございます。
全く、よろしくないことでございます。
「勉強中に、片付けなんかするなよ!」と、さまぁーず:三村風につっこませて頂きたく存じます。
「片付けするのなら、勉強の15分くらいに前やっとけよ、今じゃねえだろ、勉強する前だろ!」てな感じでございます。
これまで、整理整頓について何回も申してきたのは、ほかでもない「自戒」のためでもあります。
ご認識くださりたいのは、「集中」というのは、得てして「そがれるもの」である、ことです。
簡単に言えば、逃げよう逃げよう・それようそれようとするのが、集中でございます。
というのも、ヒトそのものがそうなっているからでございます。
そもそも、生物としては、ある対象だけに意識を集めるというのは、危険な行為でございます。
外部からの攻撃に対し、どうしても注意が薄れるから、でございます。
動物のケガは、彼なり彼女たちの発情期に起きる、なんて申します。関心のすべてが異性に向かっているので、やはりどうしても、外敵に襲われやすくなるのでありましょう。
ヒトも動物の一種。集中が一点に集まらないよう、そういう生体・機能になっているわけでございます。
集中力抜群なんて人は、ある意味、生物的には失格でありまして、いにしえなら、野犬やくまに襲われて即死しただろう人種でございます。
わたしたちには、集中なんて元よりないもんだ、てな感じでご認識くださればと思います。
しかし、「集中」しないと勉強の効果のほどは高が知れておりますから、やっぱり「集中」に入って行く必要があるわけで、このあたり、動物としてのヒトと、文化的社会的存在としての人と兼ね合いが、難しゅうございます。
ま、集中したいのであれば、常に脇に寄ろうとする集中を、他に行かせないようにする工夫が必要でございます。
わたくしは常々、携帯やパソコンの近くでは勉強できないと思うのですが、やはり、どうしたって集中がそっちに行っちゃうからでございます。
水は低きに流れるように、集中も自分の関心に流れ込むものか、それか、外れやすいものにすぐに変換されるもの。
部屋の散らかりは、まさに「集中」が逃れようとする、よき「口実」とも申せましょう。
だから、集中が他に流れないように、整理整頓・お方付けを推奨しているのでございます。
ちょっとでも、10分から15分でもさっさと散らかりを直せば、格段に集中の「逸脱」を防げるように思います。
図書館やカフェでのお勉強がはかどるのは、そこが散らかっていないからでございます。そして、集中がそれるようなものが、集中を引くようなものがないからでございます。愛想の悪い従業員ばかり。
いざ勉強と机に向かい始めると、部屋が気になる方は、ぜひとも片付けをして、後顧の憂いを取り除いてから、いざ勉強の集中にはせ参じてくださればと存じます。
2011年6月15日 10:05 AM
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