「だらだら」というのは、完全無欠に悪いものではありません。
悪く言われる、「だらだら」でございますが、役に立つ時だってございます。
その「時」とは、あまりに膨大なところをやるときや、少しもわからないところ、意味不明なところと遭遇したときは、当該「だらだら」が意味を成してくるのでございます。
「だらだら」というのは、身体から力を抜いた、省エネモードであるといえるかと存じます。
砂漠を走る人はおりません。
砂漠を行くキャラバンは、一歩一歩、気負うことなく、そして、焦ることなく、漠々とした砂の海を歩いているものでございます。
お勉強においても、駆け足でざっとやればいいところがあれば、だらだらと歩調を緩めて、急がずやっていったほうがよいところとが、厳然とございます。
「うわーーーめんどくせええなああ」とため息をついたところ。
「なにこれ??」と、目をぱちくりしたところ。
「テメエがやれよ」と毒づいたところ。
「こんなに覚えないといけないの?やってらんないすよ」と憤慨したところ。
「さっぱりわからない」と頭を抱えたところ。
こうしたときには、「だらだら」が、事態を打開するよき方法になるように存じます。
テレビを見ながらでも、ネットをしながらでも、当該「だらだら」は、一向に構いません。
だって、クソ真面目にやっても少しもできないのですから、ほかごとをやりつつでもいいじゃない、てな塩梅でございます。
一生懸命にやるだけが、がんばるだけが、お勉強の方法ではないことを、ご理解くださればと存じます。
慣れてきたり、全貌が開けてきたら、本腰を入れればよいだけの話でございます。
2011年6月8日 9:17 AM
★みんなとシェアする
真夏でも、なんとか勉強なり作業なりができないかとの思いから、購入した「ネッククーラーNeo」のレビ...続きを見る
結論から言うと、タイトルのママですが、資格試験を受けるなら、「ゼッタイに「過去問」を甘く見てはいけな...続きを見る