大手スーパー「イオン」にて、出荷自粛中のサンチェが販売されていたと、発表がされました。
この報道を目にして、被曝は第2の段階に入ったな、という気がしております。
未だ福島原発の放射能漏れは沈静化してはいませんが、一時期に比べれば、かなり落ち着いたといえなくもありません。
被曝の第1は、漏れた放射能による外部・内部被曝でございます。
しかし、今後は、よほど大きな事故が起きない限り、第1の被曝はないようでございます。
第2の被曝とは、拡散して汚染された食べ物や飲み物による被曝でございます。
まさに、このスーパーイオンの件でございます。担当者の勘違いによって販売されたとのことですが、自粛された野菜を売ってはいけないという「法的拘束力」はないので、生産者は売ろうと思えば売れるし、買おうと思えば、流通業者は買えるのでありましょう。
今後は、食べる物に注意すべきですが、特に、お子様をお持ちの方は、食べさせる物を厳選すべきかと存じます。
わたしが調べて、指針としているのは、、、
1.産地の書かれていない野菜は買わない。
産地はまず偽装されるので、「JAなんたら」というふうに、明白に産地のわかるものしか買わない。
2.福島近県産(福島、栃木、千葉、宮城、群馬)の野菜で、検査されていない野菜は買わない。
検査で基準値以下でも、通常の野菜は除洗されておらず、放射性物質に汚染されている。
水で洗う際に、洗う人が被曝する可能性がある。また、洗っても完全に放射性物質を洗い流すことはできない。
なら、食べない方が無難。
3.検査済みなどと書かれていても、測定値の書かれていない野菜は買わない。
ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムの4つの測定値が出てないのなら、買うべきでない。後者になるほど危険。
ストロンチウムについては、福島県飯舘村、浪江町など6市町村の土壌、雑草から微量の放射性ストロンチウムがあるのが報道された。 このうち最も数値が高かったのが飯舘村で、ストロンチウム90が、土1キロ・グラムあたり32ベクレル検出された、とのこと。
プルトニウムは、今のところ、3月21日・22日の原発周辺の土壌数値が公表されたが、以降の発表はない。
あると踏んでおくのが賢明。
4.外食は控える。汚染された野菜が使われる危険性がある。近所の業務スーパーで福島県の近県産野菜が売られ、買われていた。
わたしは大阪在だが、不自然である。
5.過度に安い食品は買わない。たぶんそれは、汚染野菜であろう。出荷自粛には、法的拘束力がないので、流通する可能性がある。
また、ブレンド米も、今後は絶対に買わないようにする。
主にブレンド米が使われているだろう外食産業は、使ってない旨を公表するまでは、食べない方が賢明であろう。
アフトラキシンの付いた米を、事後確認もせず流通させるずさんな農政であるから、信用しないほうが賢明としかいいようがない。
カルフォルニア米使用と表示されていたら、被曝については、安心である。すごい時代になった。
原発が沈静化すれば、こうした食品流通や生産についての、管理やチェック、農家への補填も進みます。
現在の状況から鑑みて、当面は、注意して食べる物を買わなくてはならない、というのが、わたくし個人の意見ですし、実際にそうしております。
2011年4月14日 6:54 PM
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