独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

入試問題ネット流出4

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

入試問題をネットに流した容疑者が逮捕され、カンニングの詳細が明らかになっております。

報道を見ますと、どうも単独犯のようでございます。

つまり、1人でやった、というわけでございます。

供述の裏づけを待たねば確かなことは言えませんが、もし、単独犯が事実ならば、由々しきことになります

先日のススメにて、いくらなんでも外に協力者がいて、複数犯であろうと考えておりましたが、わたくしの推測は外れて、「単独犯」であったわけでございます。

そして、もうひとつ、驚くべき事実が出てまいりました。

それは、『自分の席から投稿した』という次第でございます。

彼は堂々と、試験の間に事に及んだ、というわけでございます。

先日、わたくしは、『試験時間中に機械を作動させて、インターネットに接続、ヤフーの質問サイトにアクセス、ボタンを押して入試問題を書き込む。そして、試験時間中に再度質問サイトにアクセスし、書き込まれた解答を読み取り、そして、携帯の画面を見ながら解答を用紙に写す」ことなど、目立ちすぎてできやしない、と申しました。

そして、もし、こうした一連の動作が行なえたのなら、明らかに、試験監督側の不備であると申しました。

上記のように申しましたのも、こんなにも動作フレームが多く、目立つ動作をして、ばれないわけがない、つまり、試験監督官が必ずやとっつかまえるだろうという、前提があったからでございます。

だからこそ、おそらく、カンニング行為のうちで、いくつかの部分は、「トイレ」にてやっただろうと、推測したわけでございます。

悪事を働こうとするなら、これくらいのことはするだろう、と考えたからでございます。

しかし、「自分の席でやった」と供述しておりますので、この推測も違っていたわけでございます。

ほんと、事実は小説より奇なり、でございます。

今回の入試問題ネット流出は、試験監督がどれほど『ざる』なのかを、世に知らしめてしまいました。

やろうと思えば、いくらでもカンニングができてしまうことを、ばれないことを、試験監督官は発見しないことを、今回の逮捕劇は高らかに明らかにしてしまったのでございます。

先日のススメでも同趣旨のことをいいましたが、よくもまあ、試験監督に不備はなかった、などと言えたものでございます。

できてないなら、それは不備でありましょう。

よほどに手の込んだ、最新の技術を駆使したカンニングであれば情状も汲めますが、単独犯・自分の席でという、オーソドックスで伝統的、シンプルな形でカンニングされたのですから、弁解の余地はありません。

動作フレームからすれば、昔ながらのカンニングペーパーを見てるのと、変らないじゃありませんか。

受験という選抜方式が成り立つのは、試験が公平で公正な形で行われてこそ、でございます。試験側はそれを保証する義務がございます。そのための、受験料でございます。

試験監督の担当者・部署は猛省して、責任者は給料50%1年、担当者全員30%減給半年の処分でも食らって、いま一度試験監督業務を洗い出すべきでありましょう。

そのくらいの失策を犯していると、今となっても時々受験生となるわたくしは、思うものでございます。

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