入試問題のネット流出の次は、警察学校で集団カンニングが発生でございます。
場所は、沖縄。沖縄県警の警察学校にて、卒業試験の試験問題と解答を盗み見て、あまりに模範解答と似ている解答があったために、カンニングが露見、6人が書類送検されたとのこと。
建前は、法と正義を守るのが警察官でありますから、どうも、試験問題の管理が甘かったようでございます。
教官の机は無施錠であって、部屋にこっそり忍び込めば、誰でも見れたというわけでございます。
そらまあ、盗み見るわけが無い、と教官の立場なら思うことでありましょう。
わたくしは、この教官の方にご同情申し上げます。
記事を読みますと、「巡査」と書かれておりますので、新人とはいえ現職の警察官がカンニングをしたわけでございます。
今回の事件が重大なのは、全くの犯罪行為である「窃盗」を行なった点でございます。
入試問題の件の予備校生は、威力業務妨害、学校の試験を邪魔したとがでとっ捕まえられたわけですが、今回の警察官のカンニングは、ストレートな犯罪行為でございます。
忍び込み、盗み見、持ち出してコピーしたわけで、本式の窃盗行為でございます。
しかも、ばれた経緯が、あほらしくて噴飯ものです。
どうも、模範解答のままに解答したらしく、あまりに答えが類似していたために、カンニングが露見したという次第。
ばかじゃないか、としか言えません。幼稚園児だって悪さをしたら隠すよ。
処分された6人は、大卒採用とはいえども、根本的に頭が悪いのでしょう。悪いというよりも、無邪気すぎます。
いくら不正をしても、頭が悪いと結局こうなるわけですから、よほど頭が切れる・計算ができる・リスクを勘案できる・良心の呵責に耐えられるという人でない限りは、「カンニング」行為はやらざるが賢明かと存じます。
しかしまあ、再度申し上げますが、模範解答のまま解答するなんて、椿事というか、なんというか、小学生レベルの思考と言うか、ノラネコ以下の判断能力としか思えません。
馬鹿の底が、1つ抜けているなあ、という実感をありありと持つものでございます。
参考URL:沖縄タイムス-警察学校の卒業試験解答 警官が盗む 3人書類送検
2011年4月1日 4:49 PM
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