入試問題がネットに流出し、ネットワークを介したカンニングが行なわれた事件は、今後のカンニングのやり方と、その監督方法に大きな変化をもたらすように存じます。
しかし、求めあれば・供給あり、でございます。
ここに、新たなサービスの萌芽を見ているわたくしでございます。
皆様は、よくテレビにて、不祥事が起きた企業の謝罪会見を目にしたことがあるかと存じます。
実はアレ、大手広告会社のレクチャーのもとで行っているのでございます。
どういうことを言えば謝っているように見えるか、誠実そうに見えるか、どういう表現なら法的にやばくないか、法に触れないか、民事上突っ込まれないか、こうした発言内容から、謝る際の衣装、お辞儀の仕方、お辞儀の角度まで、教えると耳にしております。
謝罪会見を見ると、どれもなんだか「型」があるなあ、同じようだなあと思った方は、その感じ方は、あながち「はずれ」ではないのでございます。
隠蔽するとより大きなダメージが来る、なら、迅速に情報開示するしかない、そこから、「記者会見レクチャー」という新サービスが生まれたのでございます。
この、求め有れば・供給あり、のカンニング版でございます。
試験でのハイテク・カンニングが行われそうなら、それを阻止するサービスも生まれてくるわけでございます。
まず、起こり得るのは、トイレ内での携帯利用でございます。
今回の仙台の予備校生の事件では、自分の机から携帯を動かしましたが、おそらく、以降、こんな馬鹿なことをする人は出てこないでしょう。
おそらく、今後はトイレで携帯を利用して、外部と通信をとるように思われます。
ですから、監督側からすれば、トイレ内での携帯の利用を阻止しなくてはなりません。
しかし、トイレの中まで付き添いをするわけにはいきません。そこで、トイレ内で、電波の受信機を設置する需要が生まれます。
通信やデータ送信の際には、情報をパケットで電波に乗せて送らないといけませんから、どうしたって、微弱な電波が出ます。
そこで、盗撮機を発見するような、トランシーバー型の機械を設置、トイレ内での電波の動きを計測し、目に見えない電信・電波を捕まえる、という次第でございます。
おそらく、1トイレに5つの個室があったとして、個室1つごとに1台5000円で置くなら、2万5千円のレンタル代が取れます。
トイレが試験会場にて15箇所あれば、1日で37万5千円。そして、設置人員の人件費、裁判や警察に送って通用する確定的な証拠作り、証拠が作れる設備などの料金も取れますから、ざっと1日50万は下りますまい。
学校の数だけ需要があるわけでございます。試験の数だけ需要があるわけでございます。そして、通常の盗撮対策機材で多くは間に合いますから、そんなに多くの設備投資は要りません。
リステリンという口臭予防薬が、「口臭」を気にする人を増やしたように、今回のカンニング事件が、カンニングハンターなるサービスを生むように思う次第でございます。
学校側からすれば、監督責任の1部を「カンニング・ハンター会社」に擦り付けることができるわけで、お互いに損はないように存じます。
警察官・警察官僚の天下り先としても、意外にいけるのではないかと存じます。
そして、そのカンニングハンター会社は、「こいつはカンニングをして合格した」という情報を以って、10年・20年後、社会や企業の中枢に入っている学生どもをゆするとよいでしょう。
一石五鳥でございます。
2011年3月30日 8:37 PM
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