独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

逆の、夜目・遠目・笠の内

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

先日のススメでは、「夜目・遠目・笠の内」の現象について、申し上げました。

ならば、なのでございます。逆にやってみれば、いいんではないかいな、と言うわけでございます。

つまり、「夜目・遠目・笠の内」できれいに見えてしまうのであれば、つまり、何とも思わぬ人から好意を持たれてしまうのであるなら、その逆をすれば、すんなりと別れられる、離れていくといった次第でございます。

つまり、しわがくっきり見える明るいところで、毛穴の汚れがまじまじと見えるくらいの近さで、眼鏡やコンタクトを外した裸眼状態で、その御顔を見せ付ければいい、といったわけでございます。100年の恋も急速解凍でございます。

別れ上手は恋上手なんて申しますので、別れたい人がいる際は、お試しくださればと存じます。

さて、お勉強においても、逆の夜目・遠目・笠の内、でございます。

まず、夜目の逆バージョンでございます。そう、「朝目」でございます。

夜にお勉強をすると、何とも難しかったりしち面倒くさく感じるのであれば、逆の、朝にやってみるというわけでございます。

朝と夜とでは、物事の感じ方は大きく違ってまいります。

ですから、お勉強上の難所などは、朝にやってみると、夜のお勉強ではすんなり行かなかったところが、さっくと進んでしまったりするものでございます。

夜の目でダメなら、朝の目で見てみる、といった次第でございます。

次に、遠目の逆でございます。つまり、「近目」でございます。

お勉強ですべきことを、ずうっと遠巻きにしておりますと、実体以上に難しくなってまいります。

ならば、逆の、ずうっと近くでいれば、難しく感じなくなるのではないか、といった次第でございます。

お勉強におきましても、慣れというものがございます。

ですから、わからずとも、???であっても、砂を噛む時間ばかりであっても、毎日見ていれば、だんだん難しさも和らいで参ります。

なんだか嫌で距離をとっているものがあるときは、勇気を以って近くで眺め見暮らしてみることを、ご助言させていただきます。

さて、最後の「笠の内」でございます。つまり、笠を外して、目の前の障害物を除いてから、見てみよ、といったわけでございます。

わたくしたちは、目の前のテキストや問題集を見る際に、どうしても、「合格」や「試験」といったフィルターで見てしまっております。

試験勉強でありますから、それはそれで仕方がないのですが、フィルターがあるばっかりに、簡単なことでも難しく、どうってことないものが難関に見えることもございます。

いったん、試験や合否等から離れて、目の前のことを見るように致しますと、すっと解決方法が見えてくるものでございます。

こんな風に、逆の「夜目・遠目・笠の内」があることを、意識の片隅にでも置いていてくださればと存じます。

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