諦める際の、判断について一言申し述べておきたく存じます。
「諦め」の言葉遊びでございます。
諦める際は、「空き」はあるのかどうかを確かめることを、推奨いたします。
空きの代表的なものは、まず、「時間的な空き」でございます。
試験というのは、努力が結果にストレートに反映致します。
お勉強に時間を割けば割くほどに、高確率で合格できるようになるのでございます。
たくさん勉強をしたら合格する可能性も上がるわけでございます。
ですから、そもそもの時間がないと勉強ができず、勉強ができなければ、それ相応に合格の可能性は低くなってしまうのでございます。
平均勉強時間が1000時間かかる試験ならば、穏当に、1000時間要ると踏んで、時間の配分や計画を見ておくべきでございます。
お勉強には、そもそも時間が要ることを、いうなれば、時間の空きがあるのかどうかを、まずもって確認です。
どう塩梅しても、合格に必要な勉強時間が捻出できないのであれば、潔く、お勉強は諦めるべきでございます。
物理的に無理ですので、状況の変化等があって、時間ができたときに再開、としたほうが賢明でありましょう。
次の空きは、「場所の空き」でございます。
勉強する場所というのは、想像以上に重要でございます。テレビの音が鳴り渡るリビングや、子供が走り回っている中では、到底、上質なお勉強は不可能でございます。
独りになるところが絶対に必要なのでございます。
学校の銅像で有名な、薪を背負って読書する二宮金次郎は、アレはアレですよ、薪を運ぶという個人的な時間と空間と場所があったからこその読書でありまして、集団のガヤガヤした中なら、到底、勉強などできなかったことでしょう。
お勉強というのは、個人的な作業でありますから、どうしても、独りにならないといけないのでございます。
そこで、独りになる場所があるかどうかを、お確かめくださればと存じます。
図書館や公共施設など、勉強場所を開放しているところは多々ございます。
また、お金はかかりますが、カフェやファストフードも、独りになれるところでございます。
長居すると嫌な顔をするカフェもございますが、カフェ激戦区では、誰一人客のいない活気のない雰囲気を恐れますので、時と場合によっては内心喜ばれるところもございます。
そうしたところを、見つけてお勉強するのが宜しいかと存じます。
最後に、「気力的な空き」でございます。
心に、お勉強のことが入る空きがあるのかどうかを、お確かめくださればと存じます。
お仕事や家事・育児で、忙しくてんてこ舞いな毎日になったのなら、お勉強は諦めた方が宜しいかと存じます。
もう1個荷物を背負うような真似はしないほうがよいでしょう。下手に無理をしたら、全部ダメになります。
プライベートが宙ぶらりんのときや、目の前の仕事にも慣れ、そつなくこなしていて余力があるときが、お勉強に入るベストなときかと存じます。
心や精神力というのは、見えないからいくらでも無理ができてしまいます。
しかし、無理を続ければ破綻が待っているのは、世の習いでございます。
気持ちに空きがなく、お勉強が入らないのであれば、諦めが宜しいかと存じます。
以上、諦める際には、上記3つの「空き」の有無から、ご判断くださればと存じます。
2010年12月1日 9:11 AM
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