第32回 理論問題 過去問(令和5年3月実施)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は『理論問題』の問題。テキストには、まともに説明されてない論点の出題です。近年、理論問題が難しくなっているので、お手上げならてきとーに解答して、他の問題を解く時間を捻出しましょう。

第4問 設問1

 ◇問題◇

 

 (クリックして拡大。)

解説

 結論から言うと、「答えはこちら」です。

 本問のレベルは「やや難」です。

 テキストには載ってないものなので、確答は難しいです。

 こういうとアレですが、推測を駆使したり、勘を働かせたりして、解答してください。

 さて、理論問題の配点は、1問1点か2点で、合計「4~8点」くらいです。

 仕訳問題1個くらいの配点です。全部間違えても、そう大きな影響はないです。

 無理そうなら、さっさと次の問題に行きましょう。

 まあ、再出題に備えて、解けるようにはなっておきましょう。

 括弧の後ろの「動力使用量」から、考えます。

 動力がたとえば、電気だとすると、電気的なサービスを受け取っている的な推測ができるかもです。

 答えは、「C」です。

 括弧の後ろの「作業時間」から、考えます。

 時間的なことを考えると、「活動量」くらいの見当が付きます。

 答えは、「G」です。

 括弧の後ろの「建物専有面積」から、考えます。

 「面積」にシックリくるものを探せば、「規模」くらいかなぁと推測できます。

 答えは、「A」です。

 括弧の後ろの「複合配賦基準」から、考えます。

 「複合」なので、「重量*運搬回数」じゃないの?的に、選べるかもです。

 答えは、「D」です。

まとめとこたえ

 答えは…、

 

 …です。

 >>> 次の問題へ。


第32回

 インデックス

第1問:仕訳

 1問:減資

 2問:法人税の納付

 3問:固定資産の交換

 4問:貸倒債権の取立て

 5問:完成工事進行基準

第2問:文章問題

 1問:未払賃金

 2問:銀行勘定調整表

 3問:固定資産の除去

 4問:火災保険

第3問 個別問題

 1問:工事間接費

第4問 理論+計算

 理論問題

 完成工事原価報告書

第5問 総合問題

 精算表:インデックス・ポイント

 精算表:設問1

 精算表:設問2

 精算表:設問3

 精算表:設問4

 精算表:設問5

 精算表:設問6

 精算表:設問7

 精算表:設問8

 精算表:設問9

 精算表:設問10

 精算表:設問11

PDF過去問の閲覧

 結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。

 

 当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。

 公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。

 PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。

 なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。

 とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

 受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

独学向け教材

 教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、

 簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。

 簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、

 過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。

 建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。

 ところで、電卓です。

 100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。

 高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。

 簿記2級では必須の高品質電卓と避けるべきペラペラ計算機

 左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。

 高品質な計算機

 考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。

建設業経理士2級のこまごましたもの

 建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。

 合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。

みんなとシェアする