H31/3に実施された建設業経理士2級 第25回試験のインデックス。第1問から第5問まで。第1問「仕訳問題」、第2問「文章問題」、第3問「計算問題」、第4問「個別問題」、第5問「精算表」の各ページへのリンク。試験の総評や難問のリストアップ、要注意問題も併せて掲載。
前回の試験に落ちた人等は、過去問を買い直すのは、『痛い出費』です。
んなもんで、H31/3実施の第25回試験に、解説と解答を付与しました。過去問演習の一端に。
なお、正確さを期してはいますが、内容は保証できないので、参考程度にご利用ください。誤りがあれば、ご一報をば。
結論からいうと、「難問」はなくなったが、「やや難」の問題が増えて、全体的にレベルアップしている、てな寸法です。
当回の試験の大半は、例年通りの出題だったのですが、一部で、変化が見られないこともありません。
先に述べたように、毎回恒例の誰にも解けないような「難問」は、出なかったのです。
しかし、その代わりに、応用の効いた「やや難」が目立つ試験でした。
そして、「ふつう」とした問題にも、多少の「手」が加わって、出題されるものがあります。
当回の試験も、過去にはない「問われ方」をした設問が増えており、いつもの調子でいると、(ムムム)となるはずです。
建設業経理士2級の試験は、大概がパターン化されていますが、徐々に、問題が変えられて出題されるようになっています。
過去問演習に当たっては、パターンを掴むだけではなく、1問1問を理解して、解いていってください。
先述したように、傾向の変化は、見られています。
しかし、それでも、試験問題の大半は、定番問題・頻出問題で構成されており、きちんと、テキストと過去問を消化していれば、合格できる難易度です。
本回の試験も、テキストを読み、練習問題を解き、過去問に当たって、苦手論点を潰していれば、多少の失点はあるも、合格点は、確保できたはずです。
難しく考えず、まあ、取り敢えずは、目の前のテキストと過去問の消化に、勤しんでください。
あと、毎年、言えることですが、「計算ミスやケアレスミスが怖い」です。
できるようになっても、常に、「ミス」に対して、目を光らせておいてください。
今回の試験の「やや難」の問題は、以下のとおりです。
・4問:工事進行基準・・・「やや難」。
・3問:銀行勘定調整・・・「やや難」。
この2問を解くことで、傾向の変化の萌芽を掴んでみてください。
少し、過去の問題とは、毛並みが異なっています。
以下、「過去問+解説」です。通勤・通学中にどうぞ。
1問:自家消費・・・「ふつう」。
2問:仕入割引・・・「ふつう」。
3問:預り金・・・「ふつう」。
4問:工事進行基準・・・「やや難」。
5問:手形割引・・・「ふつう」。
1問:のれん償却・・・「ふつう」。
2問:材料評価損・・・「ふつう」。
3問:銀行勘定調整・・・「やや難」。
4問:未収利息・・・「ふつう」。
1問:理論問題・・・「ふつう」
2問:工事原価明細表・・・「ふつう」
部門費振替表‐階梯式配賦法・・・「ふつう」
精算表:インデックス・ポイント・・・「ふつう」。
精算表:設問1・・・「ふつう」。
精算表:設問2・・・「ふつう・難」。
精算表:設問3・・・「ふつう」。
精算表:設問4・・・「ふつう」。
精算表:設問5・・・「ふつう」。
精算表:設問6・・・「ふつう」。
精算表:設問7・・・「ふつう」。
精算表:設問8・・・「ふつう」。
精算表:設問9・・・「ふつう」。
精算表:設問10・・・「ふつう」。
精算表:設問11・・・「難」。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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