ことわざ「千里の道も一歩から」は、『一歩でも進んでおけば、次が楽だ』という意味もある。次のことを考えて、一歩だけでも進んでおく。
結論から言うと…
『千里の道も、一歩進めば一歩分終わるわけだから、ちょっとだけでも歩いておけば、次に歩くときに楽になる』
…という次第でございます。
ことわざの「千里一歩」なのですが、わたしたちは現実問題として、「常に歩いている(作業をしている)(勉強している)」わけではありません。
当然、食べたり飲んだり寝たりしているわけでございます。
今日は、今日の歩みであって、明日には明日の歩みがあるわけでございます。
しかし、やはり、人は倦んできたり、飽きてくるものでありまして、それこそが、人間の生理でありますから、仕方がないように思うのでございます。
しかし、それでも、やらなくてはいけないときがあります。
そこで、作業や勉強に飽きてきた際に、どうしたらよいかというと、今日という日に、わずかな「一歩」でいいので、明日の分を進めておくのでございます。
1ページでも数センテンスの読解構いませんし、数問程度の問題演習でもよいのであります。
というのも、ちょっとだけでもやっておくと、何とも気持ちに余裕が生まれるからで、如実に気が楽になるのでございます。
(ここまで終わってたか)とか(ここまで進んでたんだ)てな、作業の先取り感が少しでもあると、明日という日に、何とも手がけやすくなるのであります。
そら、当初やるべきことの幾ばくかが、「なくなってしまっている」わけですから、それがちょびっとであっても、確実に「楽」になるのでございます。
わたくしは、ことわざ「千里の道も一歩から」は、『ちょっとだけでも手を付けておくと、次にやるときが楽だ』という意味もあるように、解しております。
有体に言えば、ちょっとだけ箸をつけておく、という次第です。
「ちょっとだけのこと」をするのに、多大な手間や巨大な労苦があるわけではありません。
この『精神的おトク感の呼び出し方』は、憶えておいてもよいかと存じます。
2012年2月20日 1:06 PM
★みんなとシェアする
結論から言いますと… 『目的地がちゃんとしているから、コツコツと、一歩づつ着実に進んでいくことに意味...続きを見る