眠りに落ちる方法は、世にいくつかございますが、お勉強を兼ねた入眠方法を見て行きたいと思います。
床に就いたら、即、眠りに落ちるのがよいといわれます。
しかし、なかなかそうはいかないのが、お勉強をする身の常でございます。
明日も早いので眠りにつきたいと思うときには、眠れないものでございます。
眠れない予感というのは、当るものでありまして、時計の針の音がイヤに聞こえてきたり、何度も時計を確認したりするようですと、寝入りに入るのは、あと1時間強遅れると見積もってよいでしょう。
さて、そこでどうするか、でございます。
まずは、眠りたくなるような状態に、我が身・我が頭を持っていくのでございます。
手っ取り早いのは、テキストの難しいところ、または、ひたすらにつまらないところを読むことでございます。
たとえば、表、リストばかりが連続するペーシでございます。
細かい数字、データの数値の羅列しかないページでございます。
専門用語がぎっちり詰まった定義文ばかりが載っているページでございます。
こうした、通常のお勉強時では、実にメンドクサくて骨の折れるページを、ひたすら読み続けるのでございます。
これは結構効果がありまして、ややこしくてメンドクサイことをし始めた途端、脳みそは、寝たほうがマシというわけでしょう、うーと眠りの波が襲ってくるのでございます。
コツは、先も言ったように、ややこしくてメンドクサイページをやることでございます。
逆を言えば、簡単で、わかりやすいページは読まないようにする、といった次第でございます。
どうしてかというと、一種の復習になってしまうので、脳が逆に活性化してしまうのでございます。そうすると、いっそう眠たくなくなってくるのでございます。
『難しくて面倒なところほど、眠りの薬となる。』
このことをお忘れなきよう、ご助言する次第でございます。
なお、眠れないからといって、新聞や雑誌、漫画、文庫本を読むのは、逆効果でございます。
向こうも商売でやっておりますから、読者が眠たくならないよう作ってるわけで、いつしか、アレコレと思うようになったり、物語の世界に入っていってしまいます。 逆効果です。
眠れないからといって、ネットをアレコレするのもよくありません。すぐさま、回線は切るべきでございます。毒にも薬にもなりません。
眠りたいときは、取っておきの苦手箇所・苦手科目・ややこしくて難しい単元に、果敢に挑戦くださればと存じます。即、眠りたくなるでしょう。
我がこの寝顔を見れば、ついつい子の未来を案じてしまいます。だから眠れなくなります。
隣で寝ている人の顔を見ると、本当によく眠れます。見たくないからでしょう。
この理屈でございます。
2011年5月10日 8:37 PM
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